8月19日
昨日(8/18)行われた検討会で、「玉野みなと芸術フェスタ2007」のメーンイベントが、11月23日(金)~25日(日)までの3日間、山田地区で開催されることとなり、具体的なイベント案について議論された。正式には9月3日(月)に開催される実行委員会で決定されるが、それまでの2週間で、より明確な方向性を打ち出さなければならない。
今回の芸術フェスタは、各地に残る「地の歌」の掘り起こしから始まり、山田で発掘した「浜子唄」が決め手となって、山田地区で開催することとなった。芸術フェスタの発端となった宇野港を離れ、山田港に場所を移しての開催だが、宇野港のアートハーバー化を目指すだけでなく、玉野市のアートシティ化を目指すために、点から線、線から面への展開としていい経験になるのだと思う。
今回は、これまでの4回に比べやや地味なイベントになるだろうが、歴史の再発見と文化の伝承として、今後の玉野の芸術文化の推進方法として、試験的な取り組みになると思う。
浜子唄は、山田地区・東野崎浜塩田で働いていた製塩の労働者(浜子)が歌っていた労働歌であるが、この歌が残してくれた文化遺産に現代アートと言う衣を着けることによって、さらに後世に残すことが出来れば、浜子唄が与えてくれた恵みであり有難いことだ。
写真は、上から①山田に残る跳ね橋遺構、川の向う(南側)が旧塩田跡地で川の出口が山田港、左手(北側)にナイカイ塩業本社工場がある。②芸術フェスタ2007のイベント開催場所として計画している塩専売局の文書庫。③現在デイサロン「しおさい」として使われている旧味野塩専売局山田出張所、ここでライブ「浜子唄」やパネル座談会の開催を予定している。
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