毎年市民に人気の瀬戸内を観光船で巡るクルーズ。今年も、宇野港から直島諸島経由で渋川へ向かう。途中、三井造船の勇壮な進水式を見学する。
1. 計画概要:
今年11月1日、宇野港から直島諸島及び玉港を経由し渋川港に至る備讃瀬戸をクルーズし、海上から玉野市西部の歴史、地理、文化、産業を学ぶ。途中、船上から三井造船で挙行される進水と艤装中の大型船や工場を見学、海と調和する人と産業の営みを学ぶ。その後、渋川港に上陸、昼食休憩後、玉野海洋博物館を見学、瀬戸内海の生態と海洋文化を学ぶ。
2. 計画の目的:
数多くの島嶼群が連なる瀬戸内海は、昔から東西を結ぶ交流の動脈だった。そのため瀬戸内の各地域には幾つもの逸話や物語が語り継がれ、景観の美しさと共に歴史の楽しさを感じさせてくれる。この計画は、宇野港から渋川港までの玉野市西部を結ぶクルーズで、海上から現在の玉野を眺め、西部地区の歴史と産業、海洋文化に触れることにより、瀬戸内海の素晴らしさと海の生態の面白さ、海と人及び産業との調和の大切さを学ぶ。
3. 期待効果:
玉野市西部に位置する渋川は、日本の渚百選にも選ばれた風光明媚な海岸、子どもたちの海洋研修場・岡山県青年の家、海をテーマに開館した海洋博物館等を有し、海洋のことを学ぶには最適な場所である。特に玉野海洋博物館には、大小34の水槽に瀬戸内海の種を中心とした、日本各地の海洋生物約180種2,000点を飼育展示しており、海洋生態を学ぶには絶好の場である。
又、日本有数の造船社・三井造船㈱艦船工場及び機械工場を海上から見学する他、直島、京の上﨟島、大槌島、竪場島等瀬戸内の多島美を間近で堪能し、島の歴史や海から観る玉野の文化・産業等を学ぶことは、海の環境保全の重要性及び海洋産業の面白さを膚で感じることのできる貴重な体験である。
4. 今回計画の特徴:
a. 全般:クルーズ船の上から進水式の勇壮な姿、艤装中の大型船や造船現場を間近に見学するという、他では味わうことのできない工場見学の企画である。又、多島美の瀬戸内周遊と海洋博物館見学を通じて、海洋環境保全の重要性を認識する。
b. 健康・安全への配慮:クルーズ船から造船所に上陸するのではなく、造船所のスタッフの方(説明者)にクルーズ船に乗ってもらうことにより、乗船客の乗下船時の危険を防止する。
c. 環境への配慮:渋川港に上陸後、渋川海岸に落ちているゴミ等を拾いながら次の目的地まで移動し、海浜の環境改善に協力する。
5. 募集要項:(詳しくは、募集チラシご参照)
(1) 開催日時:11月1日(木)9:00~16:00
(2) ルート概要:宇野港~京の上﨟島~直島諸島~船上からMES工場&進水見学~日比・渋川港~マリンホテル・昼食~海洋博物館見学~渋川港・大槌島~宇野港
(3) クルーズ船:からこと丸(定員70名、但し、室内は60名)
(4) 募集定員:55名、年令、性別不問
(5) 乗船料:大人(中学生以上)4,800円、子ども(3歳児以上)3,000円、幼児(2歳児以下)500円
(6) 当日配付物:クルーズ資料、ゴミ袋(渋川海岸ゴミ拾い用)
(7) 参加申込先:玉野市観光協会
住所:玉野市築港1-1-3 FAX: (0863)32-3331 Eメール:info@tamanokankou.com
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