2008年4月6日日曜日

今月の顔~清水直人君

4月6日(日)

先ずは清水直人君のプロフィールから紹介する。
岡山県備前市生まれ、2005年倉敷芸術科学大学大学院卒業。2003年以来多くの展覧会に出品、家計勉優秀賞、Hopes展大賞などを受賞。2005年からARTLlNK PROJECTに参加、自閉症の若者たちとの協働によるアート活動を展開。玉野みなと芸術フェスタには、2006年の「おみやげアート展」から参加。2007年1月から、玉野に移り住み、芸術フ
ェスタのナビゲータとして「アートタウン山田」のプロデュースを手掛ける。2007年4月に開設された駅東創庫の、当初からのメンバーとして現代美術の分野で活動、現在宇野港の緑地に設置される「方舟」を製作中である。

彼には、今年の芸術フェスタでも当然ナビゲータとして活躍して頂くことになっているが、玉野に移り住んで1年3ヶ月の彼も、早玉野の顔として山陽新聞玉野圏版に大きく採り上げられることとなった(写真上)。彼が玉野に移り住んでくれたのは、芸術文化の面では必ずしも先進地域とは言えない玉野に何とかアートを根付かせたいと活動している芸術フェスタの理念に賛同してくれたのが発端だと思っている。
ところが
今では、逆に彼の芸術文化に対する理念に、多くの玉野市民、特に山田で一緒に活動された方々が賛同を示されている。アートの持つエネルギーを感じ取られたことによるものと思う。
彼は、アートはアーティストだけのものではなく、そこに住む地域の人たちが一緒に関わり合いを持つことによって、地域の文化として根付いて行くことが大切と力説している。そこにこそ、地域の人々がアートに興味を示し、地域の文化的レベルや美意識が向上するとの信念なのであろう。私自身も強くそう思う。
アートハーバー(宇野)からアートタウン(山田、日比、築港)へ、そしてアートシティ(玉野)へと、道は遠いと思うが、彼と芸術フェスタの仲間とが連携して、玉野の芸術文化活動を進め、アート感受性のレベルアップを図って行きたいと願っている。

2段目の写真は、芸術フェスタ2006「おみやげアート展」で開催したワークショップ№3「土地を感じる~けいどろ大会~」に参加したアーティスト達との、アート工房るんるん島前で写した記念ショット、中央の私の横に中腰になっているのが清水君。
下の写真は、芸術フェスタ2007「アートタウン山田」のフィールドワークにおいて、地の歌調査を日比で行ったときの2ショット、場所は日比観音院の境内で、玉野では最も有名な寺院の一つである。

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