2010年3月20日土曜日

サッキータイム ~東京出張~

3月12~15日

3/12(金)の午後、東京虎ノ門にある日本消防会館で「平成21年度WAVE港・海辺活動振興助成」活動報告会が開催され、その報告のため久方ぶりの東京出張となった。
会には、北海道から沖縄までの助成を受けた30団体が一堂に会し、2会場に分けて発表を行った。一つの会場では海辺の自然・環境に関する活動報告があり、後の一つでは港まちづくりなどの港おこし・まちおこし活動であった。
サッキーの報告は、玉野みなと芸術フェスタ2009の活動なので第2会場での報告だった。他の方たちのも夫々皆さん、元気に活動されていて感心した。鳥取賀露みなとオアシスの岸さんが、今年も来られていた。聞くと5年連続での助成を受けているそうである。相変わらず精力的な活動を必死にやられていて、大変だナーと感じた。玉野もそうだが、こちらも後継者の育成が急務かなと思った。
参考に報告会のプログラムを示す。

3/13(土)は、今年JR東日本に就職した、東大卒のT君に有楽町交通会館で会い、最上階のスカイラウンジで昼食をともにした。彼の卒論のテーマ「JR東日本の多角化戦略」で彼が採り上げた、新津車両製作所における所謂垂直的多角化の内容記述において、サッキーがアドバイスしたことでつながりができたからである。卒業と就職の祝いを兼ねて、ご馳走をしてあげた。心から喜んでくれ、サッキーも嬉しく色んな話をしてあげた。T君は明るい好青年であり、きっとJR東日本の将来を担う立場に立つのではないかと感じた。
午後からは、上野公園にある東京国立博物館で開かれている「特別展 長谷川等伯」を鑑賞した。国宝3点を含む全78作品を網羅した、最大最上の回顧展である。チラシには、「秀吉をうならせた桃山の巨匠」と謳われている。長谷川等伯は、当時の御用絵師/狩野永徳をも脅かすほどの素晴らしい町絵師で、秀吉や千利休にも重用されていた。
没後400年を記念しての展覧会で殆んど全ての彼の作品を一挙公開しただけあって、凄い人の集まりだった。入場するまでに40分以上の行列に並んだ。中は、大勢の見物客でごった返していたが、やはりその作品の凄さに圧倒された。芸術家学生らしい見物客の声に、「自分のアート感を根底から覆すもの」というのが聞えてきた。アートを志す人は、本当にそういう感想を持つのだろうなと思った。

3/14(日)は、上野公園でゆっくり散歩を楽しんだ。公園では、NPO法人 コドモ・ワカモノまちingの方たちの主催する子ども向けイベント行われていて、大勢の家族連れで賑わっていた。写真は、竹で作ったジャングルジムだが、こんな手づくり遊具も楽しそうだ。事故は自己責任で、親が面倒見るようにという注意書きまで張ってあった。
午後から新津プロジェクトで一緒だった吉田氏と錦糸町にある「ひまつぶしの空間」というカラオケ喫茶でカラオケを楽しんだ。UさんとHさんとが経営する店で、近所のお年寄りが楽しみに遊びに来る店だそうだ。平均年齢75歳くらいというから、一種デイサービス的な趣きである。でも皆さんの歌のレベルはかなり高い。歌好きのおじちゃん・おばちゃんの巣になっているのだろう。
UさんHさんは、新津のプロジェクトでワープロ入力を一手に引き受けていたウチダエンタープライズという会社の経営者たちである。その後PCが発達し、誰もがワープロ入力をやるようになってからは、その仕事も減ってきて、今ではカラオケ喫茶を2店舗運営しているそうだ。楽しい時間だった。

3/15(月)、吉田、大岡、神例とサッキーの4人は、セントレジャーGC市原に集結、1年振りの千葉でのゴルフに興じた。この日はドライバーの調子がよく、46+50と数年ぶりに100を切り、気分を良くして帰路に着くことができた。写真に写ったこのメンバーは、何れも新津プロジェクトで仕事を共にしてきた仲間達だ。

2010年3月11日木曜日

サッキータイム ~WAVEでの報告~

3月11日(木)

明日、WAVE港・海辺活動振興助成事業報告会が東京で開催され、岡山からサッキーが出席して「玉野みなと芸術フェスタ2009」の活動結果を報告することになっている。全国から30団体が助成を受けているようで、中国地方からは岡山1、鳥取1、広島2の4団体だ。最も多いのは神奈川県で、5団体も助成を受けている。港や海岸が大きいだけに、活動団体も多いのだろう。
WAVEは、国土交通省の港湾関係絡みの財団法人であるが、近頃の事業仕分けの煽りを食って、経営的には厳しい状況のようである。我がNPO法人SNYJKも、ここからの助成金を頼りに芸術フェスタやタマノクルーズを実行してきた経緯があって、是非今後とも助成事業が続けられるよう頑張って欲しいと願っている。
久し振りに東京に行く序に、今年東大を卒業しJR東日本に就職するT君に会うこととしている。彼の卒論がJR新津のことを採り上げ、そのことで若干の資料提供をしたからだが、若い人と話ができるのは、それだけでも楽しいことである。又、JRプロジェクトで一緒に仕事をしたこぶし会の仲間とゴルフを楽しむこととしている。
色んな所で仕事をしてきたせいで、その土地土地で話のできる友や知り合いがいて、彼等と友情を確かめ合うことができるのは楽しいことだ。結果の報告は、後日のこととして、今日はゆっくり休もう。

2010年3月5日金曜日

サッキータイム ~冊子「協働Q&A」納品~

3月5日(金)

昨年12月、岡山県備前県民局からNPO法人スマイルネット玉情協に対して依頼のあった「協働Q&A」という20ページの冊子づくりが出来上がり、今日納めてきた。個人的には、キロ企画としての初仕事でもある。

今後起こるであろう様々な問題に対して、住民だけで解決できないもの、行政だけでも解決できないものなど、多くの解決困難な問題の出現が予想されている。そういった問題を解決するための一つの手法として、住民と行政、NPOと行政、或いは住民とNPOと行政や大学、企業と住民と行政など、色んな組み合わせによる「協働」という形の解決が必要になると言われている。
しかし、「協働」というものに対する理解が行き届いていないとか、言葉そのものを知らないとか、「協働」の取り組みが未だ充分には浸透していないというのが実態である。この冊子は、そういった現状に鑑み、「協働」という言葉や取組方法などについて分かりやすく解説する資料として作られた冊子である。
玉野市、瀬戸内市、NPO3団体&備前県民局の6者からなるワーキンググループは、昨年8月から12月までの5ヶ月間に、冊子の原案を作りあげた。そのデザインと印刷を我がSNTJKが引き受けたのだ。12月から県民局とデザイナー&サッキーは、原案より良いものに仕上げるべく検討を加え、予定より10日早い本日、県民局に納めることができた。出来栄えもよく、担当の方から大変喜ばれたし、局内での評判も非常にいいというお褒めの言葉をいただいた。嬉しいことである。

18日にプレス発表があるとのことなので、ここでは目次の見開き部分と最終ページだけ掲載する。
10年先、20年先、人口統計にある2035年のことなど想像したとき、これから先何をどう対処したらいいのか、考えさせられる冊子でもある。

2010年3月2日火曜日

サッキータイム ~キロ企画の業務(1)~

3月2日

「キロ企画」の名刺を作った。業種は、「業務コンサルタント」
表には、「社業繁栄へのご提案・社長特命業務対応/思いは、1,000倍の業務改善を図りたい!」と記した。裏には、下記業務内容を印刷した。

・文書作成:企画書、提案書、報告書、契約書
・業務改善:コスト低減、業務効率UP、省エネ
・人事労務管理:雇用管理、規則作成、人材育成
・イベント企画:企画立案、キャッチコピー、広報活動
・NPO法人設立:定款作成、認証取得、法人登記

夫々にどのような業務ができるのか、以下にそのポイントを記す。

今日は、「文書作成」について。

文書作成の最終目的は、読み手(相手)が書き手(自分)の思いに同調し、書かれた内容の通りに行動してもらうことである。
そのための第1のポイントは、気持である。書き手の思いである。自分の気持ちをどう相手に伝えるか。それが、読み手の心を開かせ、納得させる最善最大の決め手である。
では、相手(読み手)の心を打つ文書を作成するは、どんなことに気をつけるべきか。サッキーは、その基本ポイントは以下に記すようなものと考えている。

1.種類・・・手紙、提案書、計画書、稟議書、規則・規約、社内基準、作業標準、調査報告書、アンケート、契約書、覚書など、文書の種類に応じた適切な書き方を尊重すること。
2.提出先・・・読み手の立場や特徴(年齢・性別・地域・職業・職種・地位など)を考慮すること。
3.テーマ・・・何のことについて書こうとするのか、その焦点を絞り込むこと。
4.目的・目標・・・どんな目的のために、どの程度まで到達するのかを明確にすること。
5.記載内容・・・記載事項の詳細情報、例えば、現状の課題、経過、対策案、効果・効力、テスト結果、体験談、用法・要領、5W1Hなど、事実に基づいた正しい情報を明確に記載すること。
6.表現上の工夫・・・表現方法・タイトル・キャッチ・図表の多用、心打たれる事例、三現主義を貫いた真実の持つ力など、他の同種文書と差別化を図り、相手に判りやすく読んでもらうための工夫をすること。
7.体裁・トーン・・・文書作成上の決まりや体裁に留意し、文体(である調・ですます調など)を統一するとともに、敬語が必要な場合正しい敬語を使用すること。
8.留意事項・・・誤字・脱字・当て字をなくすこと。特に相手の社名・人名のミスは致命的。

キロ企画では、夫々の種類と目的に応じた適切な文書作成のお手伝いを行い、クライアントに喜んでいただくことができたらありがたいと思っている。