2007/12/2(日)
11/23に開催した「パネル座談会(テーマ・アートタウン~塩・まち・唄~)」のパネラーとして出席されたエコライフ玉野副会長の高畠昭嘉氏から、京都観世会館で開催される能の入場券を頂いていたので、今日(12/2)、田中氏と二人で見学した。
演目は、張良、松風、熊坂の3題。生まれて初めての見学だったが、さすが歴史の重みを感じる文化イベントだった。音・リズム・色彩・台詞・謡・動き・衣装、それらが渾然一体となって日本文化の粋を集約している。
言葉が文語体のため素人には分かりにくいと感じたが、能は、分かる分からないではなく、好き嫌いの世界なんだそうだ。というか、感じる感じないの世界なのかとも思った。ある面、現代アートに通じるものがあるようにも思った。
それにしても能の観劇は、午前11時から午後5時までの長丁場で少々疲れた。演じる方も汗だくの重労働だ。
これを来年の山田アートタウンでやるには、かなり荷が重過ぎるというのが実感だ。場所、舞台、それになんと言っても資金という問題が、どうにもならないという感じだ。間に演じられた狂言だけなら、ひょっとして何とかならないかと感じた。但し、素人狂言にしても、相当の練習が必要なことだろう。
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