2008年6月29日日曜日

山田散策ルートのフィールドワーク(第2回)

6月28日(土)

カフェ山田に集まったメンバーは先ず、山田地区の大型図面(A0版)に、拠点となるポイントにマークをつけた。上山坂地区と塩田地区については、少し見所の印が付いたが、白石地区についてはまだ何も付いていない。そこで今回は、白石地区に行くことにした。ナイカイ塩業の社宅のすぐそばに四御神社という小さなお社(ヤシロ)がある。四御神社は、大正13年の石碑に「200年祭記念石」と書かれていたところからすると、約285年前に出来た神社であろう。祀ってある神様の名前は、余り有名ではないような気がしたが、身なりのいい女児を祭ったとの話もあった。途中合流したまちづくり講座の長老・大西さんの案内で、三宅城跡、薬泉寺跡に行った。橋本さんというお宅の山の中にあった。昔は畑や果樹を栽培されていたそうだが、長い間ほったらかしにされていて、やぶ蚊と草ぼうぼうの中に二つの石碑があった。どのような栄枯盛衰があったのか詳しくは分からないが、山田の歴史であることには間違いない。
昼食後、山田小学校前に土地の名士だった北畠氏の屋敷を訪れた。今は空き家になっているが、時々息子さんが帰ってこられるとのこと。留守中は大西さんが管理されておられるので、中に入らせて頂くことが出来た。相当の分限者であったと見え、数百坪の土地に大きなお宅と立派な庭がある。座敷の前には、おかご石まである。児島の旧野崎邸にも同じようなおかご石があるが、滅多に見られるものではない。
色々回ってみたが、今日の散策ルートは、見どころとなりうるかどうか?見どころにするには、どんな仕掛けがいるのか?今後思案の必要なところである。
今日のフィールドワークには、KCT(倉敷ケーブルテレビ)の取材班が同行された。その概要を6/30(月)の「おはようKCT」で放映していたので、広報部会長/岡部氏にアップしてもらった。
URLはこれ。http://geifes2008.blogspot.com/2008/06/2.html

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