6月15日(日)
この日開催した御崎シーサイド自治会役員会で、「通り名称」の塗装スケジュールを決定した。東西方向に13の通り、南北方向に13の通りが碁盤の目のように形作られたシーサイド団地の、全ての通りに名称をつけ、写真に示すように側溝の蓋に塗装することとした。通り名称をつけることにした目的は、いざという災害に遭遇したとき、自分のいる位置や避難ルートを、分かりやすい通り名称で指し示すことが出来るようにするものである。
この団地は、日本経済が右肩上がりで伸びていた昭和49年に、岡山県玉野市の南部に位置する昔の塩田跡地(シーサイド)に造られた。当時若くしてこの団地に住みついた住民も、30数年の歳を重ね大多数が60歳を超す高齢者になってきた。又、4年前に瀬戸内沿岸を襲った高潮被害と崖崩れによる多数の死傷者を出した台風災害により、それまで安全神話のまちだった玉野市にも急激に防災意識の高まりが見られ、防災が市の重要施策となってきた。
当団地も例外ではなく、3年前に自主防災組織を立ち上げると同時に、市の補助金により防災機材も取り揃え、毎年、防災訓練も実施、市内では結構防災先進地として活動している。今回、住民の便利と安全のために「通り名称」をつけ、これを皆に知ってもらうために塗装することにしたものである。市道への塗装であることから市にも届けを出して、「結構なこと」とのお墨付きを頂いた。
団地の中心を東西に走る幹線を「シーサイド中央通り」、それより南側を順に「南1通り」、「南2通り」、北側を「北1通り」・・・。御崎公園横を南北に走る大通りを「御崎公園通り」、それより東側を順に「東1通り」・・・という具合である。今月下旬から塗装に着手、9月中ぐらいまでの期間に各役員のボランティアで、型板にスプレーを吹きかける方法で塗装することとした。役員の皆さん、ご苦労掛けますが、有難うございます。宜しくお願いします。
この通り名称が、住民の皆さん方に愛されるようになること、そして災害が起きないことを願うばかりである。
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