6月22日
7月17日から直島を中心に東備讃瀬戸の島々で開催される「瀬戸内国際芸術祭2010」を機に、玄関口の宇野港でもアート作品を観てもらおうと、大阪で活躍している淀川テクニックの作品を展示することになった。
4月16日の山陽新聞の記事では、作品展示に至る経緯が下記のような内容で紹介されている。
(以下、引用)
モニュメントを制作するのは、(岡山県)真庭市出身の柴田英昭さんと、熊本県出身の松永和也さんが2003年に結成した芸術ユニット「淀川テクニック」。大阪・淀川に落ちているごみ、漂流物を組み合わせてつくる遊び心あふれる作品が特徴。これまで「釜山ビエンナーレ」(06年、韓国)、「TWINISM」(09年、ドイツ)など国際的な展覧会に参加、高い評価を受けている。
芸術祭をめぐっては、市が実行委に入っていないため、宇野港にアート作品を置く計画はなかった。「宇野港に作品があってもよいのでは」という北川フラム総合ディレクターの意向もあり、開港記念事業という形で作品を設置することになった。
モニュメントは、7月ごろまでに、宇野港第一突堤に設置する予定。費用は市、県などが負担する。市商工観光課は「モニュメントで、高松市、直島に向かう観光客に玉野をアピールしたい」としている。
ユニットのBLOGは、下記URLから見ることができる。
http://yodogawa-technique.cocolog-nifty.com/
今日、たまたま宇野港にある産業振興ビルに行く用事があって3階サロンの窓から港を見ていると、何かそれらしい魚の格好をした作品(モニュメント)が作られつつあるので、見に行った。
近くに寄ってみると、鉄で作った超大型の魚である。直島往きのフェリーから眺めるのに丁度いい位置で、今まさに魚の骨組みが建っていた。恐らくこれから一月くらいかけて完成させるのであろう。
今回、市や県が宇野港をアート作品でアピールしようとする取組は、非常にいいことで評価したいと思う。
願わくば次の機会には、「アートハーバー宇野」の実現を目指している地元アーティストの作品を、このエリアに展示できるように動いてもらいたいものである。
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