5月29日
5/29~30、萩で大学の同窓会が開催された。
集まった19人は、既に現役を引退した者、まだ頑張っている者など夫々だが、皆元気にしていた。
中でも、運輸省(現国土交通相)の研究所に勤務したO君は、その長い研究キャリアで執筆してきた論文集を発行。その内容の濃さに正直びっくりした。勿論博士号を取っているが、初めの数年は中々思うような成果が出ず、悩んだ時期もあったとか。彼のような秀才が出たことは、我らが同期生の誇りでもある。今後若い研究者の育成にあたって欲しいと思う。
今回萩で開催されることになったのは、ここに住むS氏の体調が思わしくなく、遠方への旅が難しいということからだった。萩は、歴史の豊富ないい街だ。幕末に活躍した志士たちの宝庫でもある。そこには、優れた指導者・吉田松陰がいたからに外ならない。
そのような学問の環境を整えること。少なくともその必要性を力説すること。それは、ある年代を過ごしてきた我々の責務なのかもしれない。
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