1月15日(土)
岡山市奉還町のスペースエキチカという古民家を使ったギャラリーで、犬島で生まれた「妖怪イヌジマ」の展覧会があったので、観に行った。
狭い空間に若者がたくさん見学に来ていた。何とも可愛い作品であることか!ぬいぐるみといった趣だが、ファンが大勢いるようだ。顔の可愛さに比べ、両足だけは妙にリアルな形をしていた。
公式HP(http://artinkochi.flier.jp/inujima/)によると、妖怪イヌジマについて次のように説明されている。(斜線部は引用)
妖怪イヌジマ とは・・・
瀬戸内海に浮かぶ島、犬島。
妖怪イヌジマは、
犬島の百年前の銅の精錬所跡地から出る黒い砂から産まれた妖怪です。
黒い砂でできた瞳を持ち、犬島のことを伝えるためにビンに詰まった妖怪。
それが妖怪イヌジマの原点です。
ビンに詰めた手紙が、遠い島から海を流れてどこかへ届くように、
イヌジマを通じて、どこかの誰かに島のメッセージが届き、
島を愛する人が増えますように・・・。
そんな思いで、妖怪イヌジマは、立体作品単体としてだけでなく、
立体を媒体としたプロジェクト作品として展開しています。
作家の石井葉子さんは福山出身の若いアーティストで、そのプロフィールから見ると、霊界とか魔界、生命体などにテーマを持った方なのか?
プロフィール
2000~2004年 "神""ヒト"をテーマに、鑑賞者が操作・体験する事で完成する大型の参加型作品を発表。
2002~2005年 蟲をモチーフに、生命の循環をテーマにした小作品シリーズ"永久機関"を制作。
2003~ "土地に憑く者"としての異界の者(神・妖怪・蟲等)をモチーフに、"場所由来"の作品を制作。
2006~ 作品妖怪イヌジマを媒体に、島に人を還元する作品[妖怪イヌジマプロジェクト]を展開。
何れ又、犬島も再訪したいものだ。
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