12月6日
ストレスは、仕事をしている者にとってつき物と言っていい。どんな場面どんな立場にあっても、ドキッとしたり悩んだり塞ぎ込んだり遂には耐えられなくなったりすることがある。もう数年前になるが、安倍元総理の突然の辞任、横綱朝青龍がモンゴルに逃げ帰った事件等も、極度のストレスによるものだろう。
ストレスの英語“STRESS”を頭文字としたストレス解消法を聞いたことがあるので紹介する。
S(Sports):身体を動かすスポーツで汗を流したら、心に溜まったモヤモヤ(ストレス)は、きっと吹き飛んで行く。広々としたグリーンで白球を飛ばすゴルフ、爽快そのものだ。サッキーも月1ゴルフを楽しんでいるが、逆にストレスを溜めることもある。スコアを気にしないことも大事か。野球、水泳、卓球、テニス、自転車、ジョギング、ウォーキング、山登り等、自分にあったスポーツを楽しむのがいいだろう。
T(Travel):自分の知らない場所に自分の身を移す旅行。そこに新たな発見や見知らぬ人との出会いなど、心ときめく時間を与えてくれる。旅行は、蓄積したストレスを開放するのに格好のイベントであり、楽しみでもある。遠方への豪華旅行でなくとも、安近短で十分リフレッシュできるというものだ。
R(Rest):緊張は長く持ない。疲れたら休息を取ることだ。夜はベッドに入ってぐっすり眠る。大海原や紅葉といったキレイな風景を観(視覚)、おいしいモノを食べ(味覚)、軽快な音楽を聴き(聴覚)、マッサージを受け(触覚)、キンモクセイやアロマのいい香りを嗅ぎ(臭覚)、と言ったことで、人はユッタリした気分になり、α波をしっかり発散し物覚えもよくなり、ストレスなど全く感じなくなる。
E(Eat):人間の最も根源的な欲求の一つ、食事。夜は晩酌を楽しむ方もいるだろう。暑い日のジョッキに注いだ冷たいビ-ル、透明なお猪口から舌に転がる冷酒、食欲をそそるワインなど、夕食の楽しみも倍化する。肴は炙ったイカがいいと歌った方もいたが、魚、肉、野菜、ご飯と、バランスと彩を考えて食事をすれば、肉体的にも精神的にも健康そのものとなること間違いない。
S(Sleep):どんな薬よりも効くのが睡眠という特効薬ではないだろうか。病棟勤務の看護師やヘルパーなど、職種によっては夜間に眠る時間が取れないことがある。アーティストなども展示会に作品が間に合わないと徹夜になることがある。サッキーも学生の頃、試験前に一夜漬けの徹夜をしたことが何度もある。疲れは溜まるし、ストレスも溜まる。「寝る子は育つ」と言うが、「寝る大人は長生きする」かも・・・?
最近よく寝た日の朝は、血圧が低いようだ。眠りは血圧にも効く?
S(Smile):ストレスが溜まると、自然に気難しい顔になってしう。逆に何か楽しいことがあれば、心も解けニヤリと笑うことも。気難しい顔で人に接していては、相手は嫌がるだろうし、自分自身も何だか寂しい気持ちになる。目尻を下げ、口は半開きでニコッと笑う。それだけでストレスから開放される。人によく思われたいのであれば、いつも笑顔(スマイル)を忘れずに!
ストレスには、物理的要因(寒冷、酷暑、騒音等)、化学的要因(酸素、薬物等)、生物的要因(炎症、感染等)、心理的要因(怒り、不安等)があるそうだ。病的なものだとお医者さんに診てもらうほかないが、一歩手前なら上のSTRESS対策で十分いけるように思う。
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