4月2日
本日(4/2)から、岡山県玉野市宇野港銀座の中央にある玉野市文化会館「バウハウス」において、第1回企画展が開催される。
バウハウスは、この4月1日からNPO法人スマイルネット玉情協が玉野市から委託を受けて指定管理者となった、市が保有する芸術作品等の貸館・展示施設である。任期は3年間だが、この界隈の賑わい創出と玉野市における芸術文化振興の発信地として、走り続けることになる。
4月4日(土)には、各界の著名人を集めて、企画展の集いを開催することとしている。この地から新たな玉野の芸術が生まれることを期待しながら、指定管理の任に当たることとしたい。
企画展開催に当たり、新館長・サッキーの挨拶文を展示することになったので、その全文をここに紹介します。時間のある方は、お読み下さい。
ご あ い さ つ
(第1回企画展開催に当たって)
玉野市文化会館(以下「バウハウス」又は「当館」と言います。)は、市の条例によって、市民の芸術文化の振興発展を図るため、芸術文化に関する各種の事業を行うものとされています。
この度、NPO法人スマイルネット玉情協は、玉野市からバウハウスの指定管理業務を委託されることとなりました。管理業務受託に当たって、私共は、市民の芸術文化振興という理念実現のために、以下に示す方針でバウハウスの管理運営を行うこととしました。
・市内築港・宇野地区に在るギャラリー(Gallery Minato、サンコア、バウハウス、玉野市文化センター等)のそれぞれの特徴を生かした企画を、連携しながら推進する。
・市民の多くが利用しやすい雰囲気を作り、利用件数が増加するよう計る。
・当館の設備・備品は、利用者がいつも快適に利用出来るよう管理する。
・当館の利用については、「玉野市文化会館条例」に従って適正に運営する。
さらにバウハウス及び市民の芸術文化活動の活性化のために、利用しやすいサービス、公平な利用への配慮、多くの企画展開催、基本に忠実な施設の保守管理、管理コストの低減等、バウハウスの経営においても改善を進めて行くこととしました。
上記に示す方針を受けて、指定管理スタートに当たり、第1回企画展「玉野市で活動する作家たち」を開催することとしました。今回は、準備期間が極めて短いと言うハンディもありましたが、ありがたいことに15名の作家に出展していただくこととなりました。
出展された作家は、いずれも玉野を中心に活動されているか、過去玉野に縁のある作家たちで、佐藤史仁:美術家(絵画)、清水直人:立体造形(オブジェ・FRP)、森美樹:ガラス(オブジェ・彫塑)、村上望:陶芸(オブジェ)、影山恵:イラスト(鉛筆)、アオイアツシ:イラスト(色鉛筆)、高嶋幸市:立体造形(オブジェ・発泡スチロール)、北野静樹:染色(布・絵画)、三浦奈巳:織物(糸・帯)、斉藤清光:絵画(アクリル)、ヨシダコウブン:版画(インク)、近藤照恵:絵画(水干絵具)、北川隆一:絵画(アクリル)、有藤富男:絵画(油彩)、続木一男:鉄(造形)の15名(敬称略、順不同)です。
今後私共は、微力ではありますが、文化都市・玉野の構築という壮大な目標に向け、バウハウスを起点に玉野市の芸術文化発信を続けて参りたいと思います。
皆様の絶大なご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ、バウハウス企画展開催に当たってのごあいさつとさせていただきます。
玉野市文化会館
館長 斉藤 章夫
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