2009年2月8日日曜日

サッキータイム ~宇野港ゆめ市場とみなとオアシス~

2月8日(日)

毎月第2日曜、岡山県玉野市築港(宇野駅前)にあるシーサイドパークで「宇野港ゆめ市場」が開催されている。初めて開催されたのは、2003年4月とのことだから丸6年になろうとしている。我が芸術フェスタとほぼ同じ期間活動していることになる。
運営主体は当初商工会議所が行っていたが、来客・出店数とも少なくなっていた昨年夏2ヶ月ほど中止され、廃止の案も浮上したようである。しかし出店者の強い希望があって、運営主体を出店者に移して継続されることとなった。ゆめ市場では、市内外の飲食店や鮮魚・野菜、雑貨商などが店を出すほか、楽団の演奏やショーなどもあって、大人から子供まで楽しめる。暖かくなる4月からは、玉野とんぼ玉クラブ(2005年4月、スマイルネット玉情協が立ち上げた同好会組織)が運営する「とんぼ玉教室」もここで体験コーナーを再開することになっている。
この日は、中国地方のみなとオアシス運営団体の出店もあって、かなり賑やかだった。みなとオアシス瀬戸田、みなとオアシスただのうみ、 みなとオアシス尾道、みなとオアシスたけはら、鳥取・賀露みなとオアシス、 潮風公園みなとオアシスゆうの6団体が来たらしい。上の写真はそれらみなとオアシスのブースである。
「みなとオアシス」とは、国交省の各地方整備局により登録された、港に関する交流施設・旅客ターミナル・緑地・マリーナなどを活用した交流拠点・地区の愛称である。宇野港でも、5年ほど前から「みなとオアシス宇野」が仮登録され、ワークショップや鬼が島へのクルーズなどの活動をしてきたが、脆弱な組織体制だったためか中々本登録されなかった。その後、商工会議所が運営主体になることになってからは、さすがに勢いよく前進し、昨年5月に本登録されたようだ。
3年前、WAVEの助成活動発表会で会ったことのある「鳥取・賀露みなとオアシス」のK氏に、ばったりこのシーサイドパークで再会した。今年も東京での発表会に行くらしい。我がスマイルネット玉情協も今年「タマノクルーズ」に対してWAVEから助成金を頂き、その発表で2/27に東京に行くことになっているから、東京での同席が偶然2度目になる。面白い鉢合わせと感心した。
中の写真は、藤の実飛ばしゲームの風景、玉野市渋川には日本一長い藤棚があり、その乾燥した実(種)を口で吹き飛ばすゲームである。ぶどうの種飛ばしは聞いたことがあるが、玉野では藤の実らしい。サッキーも挑戦した。7.1mと中々のスコアだった。
下の写真は、シーサイドパーク東側に新たにできた第3緑地に移設された檜垣直右翁の像である。檜垣翁は、第8代岡山県知事で宇野港の重要性に着目、議会の大多数の反対を押し切って宇野港築港の大事業を敢行した。今からおよそ100年前の出来事である。

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