11月2日(月) 散策ルート作品展
山田地区文化ルートのコースは、三宅邸(大元屋)⇒水守神社⇒デウス地蔵⇒上山田公会堂⇒明田倉庫の順路で、夫々にスタンプラリーのスタンプが6個置かれている。全てのスタンプを押すと、獅子舞の絵が現れてくる、版画式のスタンプである。
各拠点に、芸フェス参加のアーティストが作品展示をしてくれた。
◆山田まちづくり講座生は、三宅邸の納屋に「まちづくり歴史展」を展示された。七年間に集められた写真や古い書物、自分達でまとめられた山田の歴史写真と年表、又今年は、狂言で使われた古い衣装も展示されていた。
◆三宅邸の玄関や座敷には、ガラス作家/森美樹さんの「大元屋、三宅邸によせて」と題するガラス作品が展示された。
作品説明;ガラスの色(発色)は、自然物に近い。ガラスの粒の大きさにより、透明から不透明までの表情を持つガラスは、まるでガラスを介して世界を見ているようだ。自然の溢れる山田、趣ある大元屋・三宅邸とガラス。そういった様々な景色をゆっくりお楽しみください。
◆水守神社の境内に、染色作家/北野静樹氏の「時の欠片」が展示された。
作品説明;水守神社に向かう参道に椿の花を模した染色・繊維造形作品を散らしています。一つ一つの欠片が織り成す空間で悠久の時の流れを感じていただければと思います。
◆明田倉庫には二人の作家が展示された。一つが、造形作家/続木一男氏の「四季の情景」。鉄工所の社長である続木氏は、昨年から鉄材を使った盆栽作品を創られている。
作品説明;四季折々の情景を様々な貴や植物の美しさを金属を用いて表現します。金属という硬い素材に熱を加え曲げ、叩き、溶接をしていく中で、自然物特有の有機的なフォルムを生み出しています。
◆あと一つが、美術家/佐藤史仁の「境界線」である。彼は、立体も平面も上手にこなす現代美術家であり、芸フェスへの参加は今年3年目である。
作品説明;地球上に共存している全ての生命体の一種に過ぎない人間、その我々の中にあるなわばり意識に対しての問題意識を作品として顕在化しました。
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