11月22日(日)
㈱林ケミックの林会長は、若いときから登山に親しみ、日本百名山を踏破されたのは5年以上前のことだろうか。玉野ミネルバ山の会の前会長で、「玉野の山歩き」という本も書かれている。
今回、榧先生に教えていただいた「宇野八景」の中に「天狗山残雪」という風景が含まれていたことから、是非その山をフィールドワークで訪ねたいと思い、玉野の山に詳しい林氏に先導役をお願いしたのである。
この日、生憎の雨模様となりフィールドワークには残念な天候となったが、八景が望めると思われる高辺山に登ることとした。実は、林氏の話では、天狗山は草が生茂り頂上へのアクセスが不可能とのことだった所為もあった。
八景の一つに「築港阜の暮煙」とあるのが高辺山のことであろう。宇野港の眺めが素晴らしいことが書かれている。玉野には、「山田八景」という山田地区のいい景色を紹介した名勝地があるが、ここもアクセス不可能な所が幾つかあるらしい。
林氏の話に、新玉野八景を作ったらどうかというのがあったが、中々面白い提案である。これには、玉野全山を踏破しないと決められない。何かうまい決め方はないものか。
写真は、上から林氏の講義、高辺山に登り山頂から宇野港を望んで写した風景。(雨のため景色が霞んで写っている。) 3枚目は登山者の記念写真。
4枚目の写真は、文化センター2階にある玉野の歴史展示室に展示されていた額「玉野市の主な文化財」マップである。林氏は、考古学の趣味も持たれていて、この展示室のリニューアルにも参加されたそうだ。
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