2009年4月29日水曜日

サッキータイム ~国宝犬山城~

4月29日(水)昭和の日

名鉄犬山線の犬山駅から降りて徒歩約20分、途中江戸時代の町並みを思わせる本町通りを通って、国宝犬山城へ向かった。
通りの入り口付近にに犬山城の風景を描いたシャッター壁画があったので、宇野港銀座と同じだなと思いながらパチリ!。通りは、長浜の黒壁ほどではないが、ガラス工房、織工房、手しごと展、旧家の邸などが軒を連ねている。さすが城下町だけに、どの店も古い感じの佇まいである。
屋号が「玉屋」というとんぼ玉体験工房があったので、写真を撮ったら、「写真は撮らないで」と言って店番の娘が出てきた。中を覗くと、「入らないのなら閉めてください」とも。別の女性が丁度小学生くらいの女の子に、とんぼ玉作りを教えていた。因みにこの工房をWEBで検索してみた。あるある。
http://blogs.yahoo.co.jp/hatsuvijp/folder/1467975.html
おまけ)無愛想『玉屋』において、”痛い目”を見ない為に、参照されたし! → http://blogs.yahoo.co.jp/hatsuvijp/58271872.html
と書いてあった。なるほど!
通りの奥には、文化史料館、からくり展示館などがある。
犬山城は、特別大きくはないが、現存する日本最古の城だそうで、中に入ると階段は急だし、柱も梁も床も重厚な城である。天守閣からは、直ぐ下を流れる木曽川や犬山市街が見渡せ、正に戦国大名になった気分である。
犬山城の東には、有楽苑という織田有楽斎が作った国宝茶室「如庵」を有する庭園がある。さらに歩くと、木曽川遊歩道の桜並木がある。きっと4月初めの満開の頃は、綺麗なことと思われる。
火~金だけしか名古屋に居ないので、中々愛知県内の散策をすることはできないが、今日は「昭和の日」で天気も良かったしいい休日となった。

2009年4月28日火曜日

サッキータイム ~自治会長としての最後の仕事~

4月27日(月)

4月12日の総会を最後に平成20年度自治会長の役を降りたのだが、一つだけやり残しの仕事があった。引き継いでも構わないような小さな仕事だが、市が半ばほったらかしにしていたため、昨年11月に市に申し入れていた看板設置が遅れていた。3月末に何とか方針が決まったため、この件はサッキーの仕事として、最後まで責任持ちましょうといっていたのだ。
妥協の内容は、市側が市の費用で看板を作り、取付けは自治会側でやるということだ。
455軒の団地の中心にある公園では、中学生の野球などで、集会所の窓ガラスや時計、公衆トイレの明り取りガラスなどがしばしば壊されていた。看板の取付けに行った今日も又、トイレのガラスが割られているのを見つけた。全くどうにもならぬ輩ではある。
小さな公園では、子供やお年寄りも休憩する場所なので、それらの危険な遊びを禁止すべきということで、看板設置を市に申し入れていたのだが、市の腰はかなり重かった。「住民の安全・安心を守るという市の方針は掛け声だけか?」という申し入れに、市側もやっと重い腰を上げたという次第。
自治会でやってしまえば直ぐ済むことだが、市として管理すべきことをキチンと市にやらせることも、市への教育のつもりで交渉したのである。
危険な遊びの禁止については、各小中学校にも申し入れをしたのだが、撲滅するのは中々だ。これからは、看板を盾に現場での指導がやりやすくなることと思う。この取付け終了で、完璧に会長業務から開放である。
写真は、設置した看板(奥のフェンスにくくり付けた白く見えるのが注意看板、ごみステーションのフェンスにも取り付けた。)と、公園で1本だけある満開のツツジ。
ごみステーションに付けた看板が、キャッチボールの的にならなければいいが・・・

2009年4月25日土曜日

サッキータイム ~玉野市文化会館・H21事業計画~

4月25日(土)

玉野市文化会館運営委員会に説明するための資料を作った。
副題は、~玉野市の文化力向上と地域活性化を目指して~
概要は下記の通り

1.会館の管理運営基本方針
市民の芸術文化の振興発展と公平な利用
安定的かつ継続的なサービスの提供
最小経費で最大効果の管理運営効率化
楽しい芸術文化を当館から発信
必要な管理運営業務を着実に遂行
文化会館条例に従った適正な利用運営

2.会館の経営方針
サービスの向上実現方策
・利用しやすい雰囲気作りと利用件数の増加
・企画展に関する柔軟な利用契約方式の採用展示者の希望(売上高対応等)にも柔軟に対応
・インターネットを活用した利用申込み
・看板やPR方法の改善工夫による有効な広報
・市民が憩える寛ぎの場(休憩コーナー)の提供
平等利用の考え方
・全ての市民が平等公平に利用できるよう配慮
・利用は、原則として申し込み順
事業実施(貸し館事業等)
・より多彩な芸術作品の展示が可能な工夫
・展覧会や音楽会等、文化鑑賞機会の増加
施設等の保守・管理
・利用者がいつも快適に利用出来るよう管理
・関係法令に基づく定期的保守・管理の実施
・消防設備点検、電気設備保守点検、消火器点検の確実な実施
・火災、盗難、破損等事故発生の警戒・防止、財産保全と人身の安全等、警備業務の徹底による施設の円滑な管理運営
コスト削減方策
・管理人の常駐時間短縮(原則15時まで)
・転送機能付加による常時電話対応
・相見積りによる安い業者との委託契約
収入確保方策
・近隣ギャラリーとの連携による利用増
・県内外の作家や音楽家にPR、企画展や音楽会等を増加
・常設展示で値頃感のアート作品を販売
・利用しやすい環境のPRによる知名度向上
・貸事務所等の利用者確保による収入増
自主事業実施計画の提案
・市内外の芸術家と連携した企画展等の開催
・地区イベントに合わせた当館イベントの開催
・当館を会場とする「みなと芸術フェスタ」の開催

3.平成21年度イベント計画
自主事業
4月:企画展「玉野市で活動する作家展」第Ⅰ期
8月:企画展「玉野市で活動する作家展」第Ⅱ期
9月:玉野みなと芸術フェスタ2009
1月:企画展「玉野市で活動する作家展」第Ⅲ期
市民事業協賛
5月:たまの・港フェスティバル
7月:築港夜市

2009年4月19日日曜日

サッキータイム ~駅東創庫作家合同展~

4月19日(日)

今日から5月10日までの3週間、駅東創庫創立2周年を記念して、11人の作家の合同展が開催される。開催に当たって、各作家が自分の作品を説明するギャラリートークが行われた。
写真は上から、創庫のオーナー企業・宇野港土地の青井専務と創庫で活動する作家達。2枚目(二枚目ではない)の写真は、司会をした立体芸術家の佐藤史仁氏。3枚目(この方はかなり三枚目)の写真は、浴衣の染色を説明する北野静樹氏。4枚目の写真は、これから創庫で活動をしようかと考えている山田茂氏で、久方ぶりにお目にかかったので、撮らせていただいた。
山田茂氏は、2004年の秋、5年間のニューヨークでの活動の後、実家の玉野に戻り日本でのアート活動を始められ、翌05年1月には岡山で個展を開かれた。最下段の写真は、その折りの新聞記事である。非常に美しい色彩の絵を描かれる作家である。どういう関係からかその直後横浜に移られ、今年1月まで丁度4年間、中央でアート活動をされて来られた。岡山でのアート活動の再開に、この駅東創庫への参加も検討中とのことだった。玉野市のアートが又一つ華を添えることになりそうだ。実現を心待ちにしたい。

サッキータイム ~榧嘉明先生~

4月18日

午後3時ごろお伺いしたところ、玄関に出られた奥様が「丁度今帰ったところです。どうぞお上がり下さい。」というお招きで、応接間に通していただいた。
昨年病気をされたと伺っていた先生の顔が若干腫れぼったい感じがしたので、そう申し上げたところ、「薬の所為で、ステロイドを大量に服用した影響なんです。」とのことだった。聞くと昨年6月から約5ヶ月間入院されたとのこと。「大動脈炎症候群」という、原因不明の難病に罹られたそうである。相当に厳しい状況もあったとかで、主治医の先生に「先生、もう一度娑婆に戻してよ。」というようなお話もされて、若い先生がきょとんとされていたというような面白い話もされていた。今時、しゃば(娑婆=俗世、受刑者などからみた自由社会)という言葉は滅多に使わないので、知らない人の方が圧倒的に多いのだと思う。随分回復されたとは言え、無理はできないとのことだったが、お話を聴いていただくことが出来た。
先生は、現在玉野市教育委員会の委員長をされ、ビーチサッカー実行委員会の委員長、由良病院の理事などもされていて、玉野市の教育界では再重鎮の先生である。特に玉野市の歴史については、最も広く深く研究されている第一人者である。これまで、芸術フェスタにおいても、宇野港の歴史等について2度ほど講義をしていただいた。
この度は、今年の芸フェスで立ち上げる「宇野・築港まちづくり講座」の顧問の就任についてのお願いで伺ったのだ。病後のこともあったし、断られても仕方ないかなと思いながらも、思い切ってお願いしてよかった。先生には、「月に1回とか2回とかならお受けしましょう。斉藤さんが来られてのお願いなら断れないな。」と仰ってくれて、本当に有難い思いだった。これで、この講座も幅と深みのある講座にすることができる。今日は本当にいい、久しぶりの先生との出会いだった。
「遠慮なくいつでもいらっしゃい。」と仰ってくれた。偉い先生だが、非常に気さくな先生でもある。講座が愈々楽しみになってきた。

2009年4月15日水曜日

「宇野・築港まちづくり講座」運営・活動の手引き

5月24日(日)に開講する「宇野・築港まちづくり講座」の運営・活動の手引きを、下記のように取り決めることとしたい。正式には、参加される皆さんのご意見を反映して進めることとしている。
■講座の目的
講座は、宇野・築港地区における歴史、文化、自然、産業、交通、食等について、志を同じくする仲間と地域住民とが触れ合いながら学ぶとともに、地域の特性や文化遺産を生かした、魅力あるまちづくりと新たな観光づくりに資することを目的とする。
■講座の運営要領
・開催日:毎月第2&第4日曜14:00~16:00(スタート:5月24日)
・開催場所:バウハウス(必要に応じて現地集合)
・運営方針:目的達成のために、古い写真の整理、遺構の保存活動、散策ルートの提案を行う等、聴くだけでなく自ら活動する講座とする。
・参加者へのお願い:古い資料や写真をお持ちなら、是非持ち寄ってご紹介を。
・参加費:参加者に相談して決めることにする。(資料代、お茶代、場所代)
■講座のカリキュラム(案)・・・後のカッコ内は講師の候補者
・宇野・築港地区の歴史:(榧先生、参加者)
・宇野・築港地区の産業、文化遺産、食文化:(産業人、文化人、参加者)
・宇野港の歩み:(榧先生、大前さん)
・宇高連絡船の歩み:(宇高連絡船愛好會長/三村さん)
・玉野市電の歩み:(玉野市電保存会長/垣内さん)
■フィールドワーク(脚光を浴びている表舞台よりむしろ、隠れた歴史の発掘を行いたい)
・歴史遺構探索
・神社及び寺社訪問
・隠れた芸術文化の発掘
■創作活動
・宇野・築港地区の散策ルートの提案
・宇野・築港地区の歴史パネル展
■組織
・事務局:玉野みなと芸術フェスタ実行委員会(運営取り纏め&会計等)
・顧問:榧先生に顧問就任を打診(全般のアドバイス、歴史関連講義の講師)
・連絡先:バウハウス(TEL33‐8118、FAX33‐8119)、斉藤(090‐5260‐9057)

2009年4月13日月曜日

サッキータイム ~3地区合同(全社)旧友会~

4月13日(月)

旧友会は、三井造船の部長級以上経験者のOB会だが、通常は東京、阪神、玉野の3地区に分かれて別々に開催されている。この日、一昨年会長となった喜多嶋さんの強い願望で、3地区合同(全社)旧友会が、三井造船発祥の地・玉野で開催されることになった。このような催しは、旧友会始まって以来初めてのこととかで、全国から78名が集まった。
喜多嶋会長、しみじみと開催できたことの喜びを噛みしめておられた。
写真は上から、本クラブ前での記念写真撮影の直前、本クラブ内に集まったメンバー、開会前の喜多嶋会長(右)と屋敷取締役玉野事業所長


サッキータイム ~宇野港第2緑地~

4月12日(日)

大型客船が停泊できる3万トンバース・宇野港は、国の直轄事業として平成18年に完成したが、周辺の緑地は、その後数年をかけて県の事業として整備が進められてきた。今年築100年を迎える宇野港では、この日の午前、第2緑地(メモリアルパーク)の完成を祝ってオープニング行事が行われた。
サッキーは、丁度この時間、自治会総会のため行事を見ることは出来なかったが、天気も最高だったし宇野港ゆめ市場も行われていたので、昼から第2緑地を訪ねてみた。
きれいに整備され丁寧な案内看板も作られ、散策ルートの拠点としては中々のものである。2枚目の写真に宇野港の地図があるが、青い線が標準散策ルートで全長約1,500m、20分位のルートである。最南端(下部)が3万トンバース。北側にシーサイドパークがあり、いつもここでゆめ市場が開かれる。その東(右)側の赤い矢印部分がメモリアルパークである。宇野港築港に尽力した檜垣直右像などがこの公園に移設されている。
ゆめ市場では、既に終わっていたが、我がとんぼ玉クラブの体験コーナーがあった。直ぐ脇に千屋牛の串焼き販売コーナーがあって、2本だけ売れ残っていた。説明を聞くと、千屋牛は、岡山県北の新見で取れる日本最古の肉牛とか。神戸牛や松阪牛などの元祖だそうだ。「そうか、日本の肉の元祖か、では残りの二本(日本)私が買おう!」。夕食のビールのあてに食したが、極めて美味だった。

2009年4月12日日曜日

サッキータイム ~御崎シーサイド自治会総会~

4月12日(日)

長いようであっという間の4年間だったが、やっと自治会長の任を、今日の総会をもって降りることができた。
この仕事も結構色んなことがあって、時間が足りないような感じのこともあった。
去年までの方針として、「安心なまち 楽しいまち 美しいまちを目指して」としていたが、今年新しい人にバトンタッチするに当たり、「安心なまち 楽しいまち 美しいまちの実感を目指して」ということで、実感できるような施策を講じることとした。
その概要は以下の通り。
安心なまち ⇒ 高齢化対応施設 ⇒ 集会所の机を椅子式に(腰痛予防)、集会所トイレをシャワー式に(楽に清潔に)
楽しいまち ⇒ みんなが楽しめるイベント ⇒ 寄席、盆踊り、敬老会、ミニ運動会、秋祭り、文化展、文化体育活動への支援、コミュニティの集い  
美しいまち ⇒ 憩えるまちづくり ⇒ 玄関脇に水栓設置(花壇の水遣りを楽に)、団地内クリーン作戦、道路舗装

写真は、総会前に参加者の受付風景と会場全景、中央の大きなTVモニターにPPTで作った資料を写して説明するのだ。資料作りに結構時間が掛かった。
下の写真は、秋祭りに参加した孫の写真だが、PPTの説明資料に紛れ込ませていた。こんなことも会長自ら説明資料を作るから出来ること。会場の参加者の笑い(良い意味の)を誘っていた。

<創作狂言「武佐衛門」を演じ楽しむ会>の会員募集要項

4月11日(土)

前の投稿に続いて、同じ日同じ場所でやった企画検討会の別の議題である、<創作狂言「武佐衛門」を演じ楽しむ会>の会員募集要項について以下示す。

・ 趣旨 山田地区には、塩田王と呼ばれた野崎武佐衛門が180年前に始めた入浜式塩田以来の長い製塩の歴史が脈々と息づき、今もこの地区最大の産業として生産されています。地区に残るこれら製塩の文化や歴史遺産を後世に引き継ぐために、狂言と言う日本古来の芸能表現を使うことによって、山田地区の新たな文化創造をはかり、地域おこしひいては玉野市の新しい文化活動の核となることを目指し、開講します。
・ 日 時 5月10日(日)10:00~12:00(毎月第2・4日曜)
・ 場 所 玉野市山田「しおさい」(旧味野専売支局広間)
・ 対象者 小学生以上、興味のある方どなたでも
・ 受講料 入会金500円 月額1,000円(小学生は、入会金のみで受講料無料)
・ 準備品 足袋(お稽古のときに履きます)
・ 講 師 田賀屋狂言会代表/田賀屋夙生氏
・ 申込期限 5月7日(月)までに、山田公民館にFAXで申し込んで下さい。
・ 問合せ先 山田公民館/小野(0863-41-2079)
・ 申込書送付先 FAX:0863-43-9035
・ 申込書記載事項 氏名、現住所、生年月日、電話、Eメール

※ お断り:ご記入いただいた個人情報は、厳重に管理し、他の目的には使用いたしません。
※ お願い:電話番号は連絡のつきやすいものをご記入願います。

是非多くの方にご参加いただきたいと思う。

写真は、企画検討会のとき撮ったものだが、右から2番目の白髪の方が、狂言のお世話をいただく廣坂さん。

サッキータイム ~宇野・築港まちづくり講座の募集要項~

4月11日(土)

第4回目を迎えた「玉野みなと芸術フェスタ企画検討会」を、4月からSNTJKが指定管理者となったバウハウスにおいて開催した。これまで開催していたるんるん島よりは会議室らしい空間である。
今回も芸フェス企画に関する幾つかの議論をしたが、ここでは標題の「宇野・築港まちづくり講座」の募集要項について以下に記す。

・ 趣旨 連絡船ターミナル港の宇野港が竣工して100年を迎える今年、地域住民の方々とともに宇野・築港地区の歴史・文化を学び楽しむため、「宇野・築港まちづくり講座」を開設します。
講座の進め方は、座学やフィールドワークを通じて学び、歴史マップの制作、古い写真の整理や遺構の保存活動を行う等、聴くだけでなく自ら活動する講座にします。

・ 開講日時 初日;5月24日(日)14:00~16:00(以後毎月第2・4日曜)
・ 講座教室 玉野市文化会館「バウハウス」3階大会議室
・ 対 象 者 中学生以上、興味のある方、古い資料をお持ちの方大歓迎
・ 申込期限 5月17日(日)までに、玉野市文化会館にFAXで申し込んで下さい。
・ 問合せ先 玉野みなと芸術フェスタ実行委員会/斉藤(090-5260-9057)
・ 申込書記載事項 氏名、現住所、生年月日、電話、Eメール
・ 申込書送付先  FAX : 0863-33-8119

※ お断り:ご記入いただいた個人情報は、厳重に管理し、他の目的には使用いたしません。
※ お願い:電話番号は連絡のつきやすいものをご記入願います。

写真は、検討会でのブレークタイムの折り写す。

2009年4月7日火曜日

サッキータイム ~MM会議(その2)~

4月6日(月)

この日は、古い資料の分類方法について議論、事務局原案が了承された。実際の分類作業は、5月からスタートすることとなった。
サッキーの出した意見だが、記念館として作るのであれば、最終形をイメージした上で分類方法を決めるべきだろうと言うことから、先ずは幾つか既存の記念館や博物館を見学して参考にすることとした。そこで、今月中に近場の旧野崎邸を見学することとなった。
この日示されたお宝も珍しいものだった。
(その1)大正6年10月23日、三井物産船舶部の川村部長が社長に提出した造船所建設の建議書(コピー)。この年11月14日には、宇野の川村造船所が創業しているのだから、建議書は既に工場が出来上がった頃に提出されたものだ。今の稟議書提出時期と似たようなところある?
(その2)昭和21年、財閥の造船所で戦時中軍艦を造っていた造船所を撤去するというGHQの方針に対して、従業員と玉野市民が一体となって存続運動を起こした。その時集めた12,000名の「玉野造船所存続の嘆願署名簿」(実物)が、残されていた。昭和62年、保存されていたアメリカから返されたものだそうだ。正に歴史の証明書である。メンバーの一人が、自分の親の署名を発見して感激していた。珍しいことがあるものだ。
分類作業が始まったら、これまた大変な作業になると思うが、お宝の発見があるかもしれないと思うと楽しみでもある。

2009年4月4日土曜日

サッキータイム ~企画展の出展作品~

4月4日(土)

玉野で活動する作家たちの作品群だ。












サッキータイム ~バウハウス企画展の集い~

4月4日(土)

4月2~5日に玉野市文化会館「バウハウス」で開催されている第1回企画展の交流会「企画展の集い」が、玉野市長/黒田晋氏を始め各界のメンバーと参加アーティストを集めて、バウハウスの1階ホールで行われた。
参加アーティストは15名、駅東創庫を拠点に活躍している作家を始め、今年教職の仕事を定年退職して本格的に絵を描き始めた方などである。募集期間が短かったこともあって、対応できない作家も居られたが、第1回目としては先ずは成功といって良いと思う。
新館長のサッキーは、概要次のような挨拶をした。
先ずは、NPO法人スマイルネット玉情協がバウハウスの指定管理を担うこととなった経緯の概要。次に運営の基本方針として、玉野の文化力向上と地域の活性化を掲げたことを述べた。文化力が如何に強い力を持っているかの事例として、加賀100万石の前田利家が、辺境の地で自身の生きる道を芸術文化による地域の活性化に求めたことが今の金沢の力になっていることを紹介、市長に是非玉野の文化力向上に力を注ぐようお願いした。
黒田市長は、これに呼応する形で、行政としてできることに力を入れたいとの決意表明がなされた。市議会の三宅議長も、アートの持つ強い力を観光にもつなげたいと言うようなことを言われていた。その後、アーティストの紹介があって、オードブルを食べながらの芸術談義に花が咲いた。
今日、バウハウスを久しぶりに訪れ、大きく変貌してしたのを感じた。2階の回廊に展示してあった中村一郎画伯の絵が撤去され窓が現れたため、会場が凄く明るくなっていたことだ。訪れた全ての人が良くなったと言っておられた。
事務所の一角には、ショップコーナー(写真下)を設けて作品の常設を行っている。今後ホールの一角にドリンクコーナーなども設置したら、良い休憩場になること間違いない。

2009年4月2日木曜日

サッキータイム ~バウハウス企画展~

4月2日

本日(4/2)から、岡山県玉野市宇野港銀座の中央にある玉野市文化会館「バウハウス」において、第1回企画展が開催される。
バウハウスは、この4月1日からNPO法人スマイルネット玉情協が玉野市から委託を受けて指定管理者となった、市が保有する芸術作品等の貸館・展示施設である。任期は3年間だが、この界隈の賑わい創出と玉野市における芸術文化振興の発信地として、走り続けることになる。
4月4日(土)には、各界の著名人を集めて、企画展の集いを開催することとしている。この地から新たな玉野の芸術が生まれることを期待しながら、指定管理の任に当たることとしたい。
企画展開催に当たり、新館長・サッキーの挨拶文を展示することになったので、その全文をここに紹介します。時間のある方は、お読み下さい。

                   ご あ い さ つ
             (第1回企画展開催に当たって)

玉野市文化会館(以下「バウハウス」又は「当館」と言います。)は、市の条例によって、市民の芸術文化の振興発展を図るため、芸術文化に関する各種の事業を行うものとされています。

この度、NPO法人スマイルネット玉情協は、玉野市からバウハウスの指定管理業務を委託されることとなりました。管理業務受託に当たって、私共は、市民の芸術文化振興という理念実現のために、以下に示す方針でバウハウスの管理運営を行うこととしました。
・市内築港・宇野地区に在るギャラリー(Gallery Minato、サンコア、バウハウス、玉野市文化センター等)のそれぞれの特徴を生かした企画を、連携しながら推進する。
・市民の多くが利用しやすい雰囲気を作り、利用件数が増加するよう計る。
・当館の設備・備品は、利用者がいつも快適に利用出来るよう管理する。
・当館の利用については、「玉野市文化会館条例」に従って適正に運営する。
さらにバウハウス及び市民の芸術文化活動の活性化のために、利用しやすいサービス、公平な利用への配慮、多くの企画展開催、基本に忠実な施設の保守管理、管理コストの低減等、バウハウスの経営においても改善を進めて行くこととしました。

上記に示す方針を受けて、指定管理スタートに当たり、第1回企画展「玉野市で活動する作家たち」を開催することとしました。今回は、準備期間が極めて短いと言うハンディもありましたが、ありがたいことに15名の作家に出展していただくこととなりました。
出展された作家は、いずれも玉野を中心に活動されているか、過去玉野に縁のある作家たちで、佐藤史仁:美術家(絵画)、清水直人:立体造形(オブジェ・FRP)、森美樹:ガラス(オブジェ・彫塑)、村上望:陶芸(オブジェ)、影山恵:イラスト(鉛筆)、アオイアツシ:イラスト(色鉛筆)、高嶋幸市:立体造形(オブジェ・発泡スチロール)、北野静樹:染色(布・絵画)、三浦奈巳:織物(糸・帯)、斉藤清光:絵画(アクリル)、ヨシダコウブン:版画(インク)、近藤照恵:絵画(水干絵具)、北川隆一:絵画(アクリル)、有藤富男:絵画(油彩)、続木一男:鉄(造形)の15名(敬称略、順不同)です。

今後私共は、微力ではありますが、文化都市・玉野の構築という壮大な目標に向け、バウハウスを起点に玉野市の芸術文化発信を続けて参りたいと思います。
皆様の絶大なご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ、バウハウス企画展開催に当たってのごあいさつとさせていただきます。

                                     玉野市文化会館
                                     館長 斉藤 章夫

2009年4月1日水曜日

サッキータイム ~エコ作品 by NAOTO & FUMIHITO~

3月29日(日)

岡山県玉野市の駅東創庫で活躍する清水直人氏と佐藤史仁氏は、立体芸術を主とした現代アーティストである。彼らの作品は、打ち捨てられた廃材を活用したエコ作品が多い。
上の丸い乗り物は、野崎駕篭と命名された、昔の農機具とか鉄のフラットバーなどを使って制作されたもので、芸フェス2007で展示された作品だ(清水氏作)。中と下の写真は、ブリキのダクトとか鉄板を材料にして作った椅子とテーブルで、岡山のルネスホールにも展示された立派な作品だ(佐藤氏&清水氏作)。