2014年10月4日土曜日

タマノクルーズ2014

タマノクルーズ2014「たまの西海道」

今年も、玉野みなと芸術フェスタの一環として、玉野市西部を海上から観るタマノクルーズを計画した。開催日は、三井造船の進水式が行われる10月14日(火)、申し込み締切までにあまり期間がないが、まだ席に余裕があるようなので、久し振りにアップするサッキータイムでも紹介したい。

1. 計画概要:
今年、瀬戸内海が国立公園に指定されて80年となりました。
そこで、今年は、先ず瀬戸内海の魅力をこれまで以上に十分味わっていただくために、西備讃瀬戸の瀬戸大橋を経由し渋川港に至るルートをクルーズ、瀬戸内海の歴史、地理、文化を学びます。
続いて、船上から三井造船で行われる進水と艤装中の大型船や工場を見学、海と調和する人と産業の営みを学びます。その後、直島周辺の多島美を楽しんでいただくこととします。

2. 計画の目的:
数多くの島嶼群が連なる瀬戸内海は、昔から東西を結ぶ交流の動脈でした。そのため瀬戸内の各地域には幾つもの逸話や物語が語り継がれ、景観の美しさとともに歴史の楽しさを感じさせてくれます。
瀬戸内海は、1934年(昭和9)、我が国最初の国立公園に指定され、今年80周年を迎えます。瀬戸内海国立公園は、大小1,000余りの島々からなる内海多島美の景観が最大の特長です。古くから人と自然が共存し、島々の段々畑や古い港町の家並等の人文景観も魅力的な海域となっています。
又、瀬戸大橋は、明治の頃からその必要性が叫ばれ、1955年(昭和30)に起こった紫雲丸事故をきっかけに一気に建設機運が高まりました。その後、1978年(昭和53)10月起工、1988年(昭和63)4月に完工、供用開始されました。人間の英知と技術の結晶ともいうべき瀬戸大橋が、産業や人々に与えた影響等についても、今回考えるきっかけにしていただければと思います。
玉野市西部に位置する渋川は、日本の渚百選にも選ばれた風光明媚な海岸、子どもたちの海洋研修場・岡山県青年の家、海をテーマに開館した海洋博物館等を有し、海洋のことを学ぶには最適な場所です。玉野海洋博物館には、大小34の水槽に瀬戸内海の種を中心とした、日本各地の海洋生物約180種2,000点を飼育展示しており、海洋生態を学ぶには絶好の場となっています。(今回は、時間の関係から海洋博物館へは入館しません。)
又、日本有数の造船社・三井造船㈱艦船工場及び機械工場を海上から見学する他、アートで町のお年寄りが元気な直島、渋川に所縁の京の上﨟島、北半分が日比町の大槌島等瀬戸内の多島美を間近で堪能し、島の歴史や海から観る玉野の文化・産業等を学ぶ等、海の環境保全の重要性と海洋産業の面白さを膚で感じることのできる貴重な体験をしてもらいます。
宇野港から瀬戸大橋、渋川港までの西備讃瀬戸を周遊するクルーズ及び海上からの進水式見学を通して、瀬戸内海国立公園の多島美と景観を眺めながら、瀬戸内海の歴史と産業、文化に触れることにより、瀬戸内海の素晴らしさ、海と人及び産業との調和の大切さを学ぶことが、このクルーズの目的です。
写真は、昨年のタマノクルーズで撮ったものです。
 
 


3. 募集要項:
(1) 開催日時:2014年10月14日(火)9:00~16:00
(2) クルーズ船:からこと丸
(3) ルート概要:宇野港~日比沖~大槌島~瀬戸大橋~竪場島~渋川港~マリンホテル・昼食~渋川港~船上からMES工場&進水見学~直島諸島~宇野港

(4) 当日のスケジュール
  9:00    産業振興ビル1階ロビーにて受付開始
  9:20    乗船開始
  9:30    宇野港第7桟橋を出港
      >海から玉野市~西備讃瀬戸を観る(葛島、日比沖、大槌島、瀬戸大橋、竪場島)
  11:45    渋川港に着岸・下船
  12:00    ダイヤモンド瀬戸内マリンホテルにてバイキングランチ・休憩
  13:30    ホテル出発、渋川港乗船
  14:00    三井造船着岸・担当者乗船
      >船上から工場及び進水式見学(進水予定時刻;14:30)
  15:00    三井造船担当者下船・出港
      >海から直島諸島~玉野の景観を楽しむ(直島、向島、京の上﨟島)
  16:00    宇野港着岸・下船・記念写真、宇野港アート見学、自由解散

(5) 募集定員:57名、年令、性別不問
(6) 乗船料:大人(中学生以上)\5,500、子供(3歳児以上)\3,500、幼児(2歳児以下)\500
(7) 申込締切り:10月9日(木)必着。(定員になり次第打切り)
   (チラシでは、10/6となっていますが、少し日延べをしました。)
(8) 注意事項
 ・当日は、動きやすい服装&靴でお願いします。
 ・悪天候の場合は、当日午前7時までに決行か中止かの連絡をします。
 ・決行か中止かをお伝えする「連絡先」は、必ず連絡の取れるものをお願いします。
 ・最少催行人員:40名以上とさせていただきます。
(9) 当日配付物:クルーズ資料、イベント情報、アンケート、その他

問合せ先:☎0863-23-2185(戸澤)、FAX:0863-31-5210、Eメール:r_tozawa@sanyu-re.co.jp
詳しくは、下のチラシをご参照ください。裏に申込書もついています。