2008年12月23日火曜日

サッキータイム~芸フェス企画検討会2008第13回議事録

12月23日(火)

12/6(土)に開催した芸術フェスタ2008企画検討会の議事録を、今日の休日にやっと纏めて報告することができた。その概要は下記の通り。
1.良かった点
 ・散策ルート:山田の良い所の再認識
 ・スタンプラリー:散策ルートを楽しみながら回れた
 ・餅つき:ぜんざいが美味しかった
 ・獅子舞ワークショップ:子供が喜んだ
 ・東街道ライブ:レベルが高かった
 ・狂言:楽しめた
 ・クルーズ:いい思い出になった
 ・三宅邸:人気が高かった
 ・賄い:美味しかった
 ・エリア:広くて市内のイベントとして初めて
 ・新作家誕生:地元職人がアート作品制作に目覚め、作家として本格参入を予告
 ・評判:素晴らしかった(北興化学の方、山田出身で県外在住の方による賛辞)
2.反省すべき点
 ・スタンプラリー:説明不足でやり方がわかりにくかった
 ・作品展:作品の説明不足、キャプションのサイズ小さ過ぎ。
 ・歴史展:場所が悪い(賄い場の見えるところでは?)
 ・物の置き場所:決められてないため探すのが手間
3.今後の課題
 ・散策ルート:観光地への展開が本当にハッピーか?
 ・財政:助成金のあり方
 ・フェスタの性格:港の振興か、歴史・文化の掘り起こし重点か?
 ・狂言:創作狂言の実現は?
 ・クルーズ:来年どうする?
4.芸フェス2009に向けて
 ・開催場所:宇野港&周辺地域
 ・塩の歴史と創作狂言
 ・総括:
  ①歴史・文化・人も重視するが、港の振興にも目を向ける。
  ②山田地区との絆を今後とも大切に。

これから先、玉野市の芸術をどう捉えて行くべきか、アートの持つエネルギーを多くの地域に実感させるには多くの年月が必要であると感じる。道は長い。しっかりやるのみ。

写真は、スタンプラリーの各拠点に展示されていた陶器の置き物の一部。村上望さんによって、全部で10個作られたが、見事な作品群だった。


 

2008年12月22日月曜日

サッキータイム~SNTJK理事会、例会&忘年会

12月20日(土)

今年最後のスマイルネット玉情協の理事会&例会が、事務所となっているるんるん島で開催された。
理事会では、芸術フェスタの結果報告、東京玉野会への参加報告、玉野市情報化推進協議会の出席報告、バウハウス指定管理受託に掛かる経過報告などが行われた。例会でもほぼ同内容の報告があった。
例会終了後は、今年最後ということで、忘年会が和食レストランよし将で開催された。お酒と美味しい料理で元気になったメンバーは2次会&3次会へと繰り出した。若者に負けない元気なロートルたちだ。
写真は、上から例会終了後の記念写真、忘年会会場での記念写真、2次会でカラオケの周りではしゃぐ元気な仲間達。

2008年12月19日金曜日

サッキータイム~六輪病院デイケアのクリスマス会

12月16&18日

今週(12/15~19)、六輪病院デイケアでは、日替わりのクリスマス会が行なわれている。16日(火)はフラダンス、18日(木)は南京玉すだれが、出し物として催されていた。
デイケアの患者さんたちも手拍子で楽しんでおられたようだが、演じるのは地元ボランティアの方々。患者さんは勿論楽しいんだろうけど、演じるボランティアの方たちの方がもっと楽しんでおられたようだ。きっと自分達の活動を生きがいにしておられるんだろうが、皆さんとっても元気な方ばかりで、笑顔も素晴らしい。プロと違って時々とちったりするのもご愛嬌である。
スタッフも皆、企画したイベントがうまく運んで、喜んでいたようだ。

2008年12月15日月曜日

サッキータイム~名古屋城

12月15日

今日は名古屋城を訪ねた。金山から地下鉄名城線に乗って7番目の駅・名城公園で降りた。
名古屋城に行くには、市役所前の方が便利が良かったみたいだ。広い名城公園から名古屋城が見えたが、近づくと掘割でお城に渡れない。堀の周囲を歩いてゆくと東門に着いたが、殆ど地下鉄1駅分くらい歩いたかも。
お城に入ると、加藤清正が名古屋城の石垣を作るときに、石の上に乗って鼓舞したという石曳きの像があった。熊本城に武者返しという有名な反り返った石垣があるが、名古屋城築城での経験が活かされていたのかもしれないと感じた。
名古屋城では、本丸御殿の修復をするために、天守閣の前はフェンスで覆われていた。お城の姿は、青空に映えて極めて美しい。城にはエレベータが設置されていて、先ずは展望階へ。名古屋市内は勿論、伊吹山、白山など遠くの山並みも望める。
名古屋城といえば金鯱。金鯱に使われた金は、千両箱18個分もあるそうな。重さで約45Kg。
名古屋城は、緑も多く散策するにはいい所だ。

サッキータイム~熱田神宮

12月14日(日)

名古屋での休日、熱田神宮を初めて訪れた。名鉄で金山の次が熱田神宮。
熱田神宮は、日本武尊が草薙神剣を置いていった事から始まるらしい。平成25年には、創祀1900年を迎えるということから、神殿の造営が行われていた。境内は広く、参拝者も数多くいた。
世の中景気が悪いから、神頼みの人も多いのかも・・・


サッキータイム~六輪病院忘年会

12月13日(土)

六輪会の年に一度の忘年会。今年は、ヒルトン名古屋ホテルでの盛大な宴会。
ホテルのロビーには、クリスマス・トレインが走っている。中々精巧な出来で、列車の数は10種類以上もあろうか?
参加者60名は、病院での真剣な態度とは打って変わってリラックスしたムード。受付は、事務のきれいどころがクリスマス衣装に身をまとってのお出迎え。
院長の挨拶、「このホテルは立派だ。19年前に建ったが、自分の結婚式はその時ここでやったから。式は、9月9日だったが、外科医なので救急(99)を忘れないようにしたいと思った。世間も病院も厳しい状況だが、皆一体となってがんばりましょう。」
料理はバイキングで、立食パーティ。そこここで話の花が咲く。
飲み過ぎて倒れてしまった子もいたが、元気な若者は2次会に繰り出し、いつもの午前様。
今週は、名古屋での休息日でゆっくりすることとした。


2008年12月11日木曜日

サッキータイム~六輪病院、この1年

12月11日

平成20年も残すところあと20日となった。今年は、前半こそ好調な経済情勢かと思いきや、後半アメリカのサブプライムローン問題をきっかけに大手投資銀行リーマンブラザーズが破綻。迫り来る世界同時不況の波に、さすがのトヨタも大幅な減収減益を余儀なくされている。巷に流れるジングルベルも心なしか寂しく、クリスマス商戦も今一元気が感じられないように映るのは気の所為か?そんな中、元気に活躍しているものもある。
先日、NHKのニュースを見ていたら、日曜夜8時の大河ドラマ「篤姫」が視聴率29%となり、その人気の秘密を主演の宮﨑あおいが語っていた。幕末、篤姫自身の出身地・薩摩藩の江戸城総攻撃を前に、徳川家という家族と大奥の女性たちを守ろうとする、ひたむきな意志と芯の強さでぐいぐい引っ張ってゆく姿が視聴者に支持されたのだろうと言っていた。これまで幕末~明治維新といえば、坂本龍馬、勝海舟、西郷隆盛等、表舞台の男性ばかりが語られていたように思う。幕末の女性としては、徳川家に嫁いできた皇女和宮、龍馬の妻・お龍くらいしか思い浮かばなかったが、今回篤姫というファーストレディが、歴史の裏舞台で大活躍していたことを初めて知った。と同時に、信念に忠実に生きることの大切さを改めて思い知った次第だ。

さて、六輪病院に赴任して早2年半を経過。色んな施策を講じてきてはいるが、思ったように進めるのは中々しんどい。
ともかく、この1年を振り返って諸々反省してみることにしよう。先ず、今年六輪病院で実施された特徴的なイベントや施策について、順を追って回想する。
・1/4・・・外来患者の院外処方スタート。
・1/9・・・「永続可能な病院体制の確立」を目指した平成20年度経営方針を全員集会時に発表。
・2/15・・・各部門の業務分掌規程を一部改定、各部門の業務内容及び権限と責任、業務分担を明確化。
・2/28・・・県健康福祉部による介護保険実地指導。8件の指導を受け、3/25に改善策を回答。
・3/18・・・院内にインターネット環境を構築し、ウェブブラウザ閲覧及びEメール利用開始。
・4/1・・・S前院長の3/31付退職を受け、水野新院長誕生。
・5/22・・・1号棟空調&給湯設備の本体更新工事完成。
・5/27&10/15・・・全員参加のクリーン作戦。
・5/30・・・画像サーバ&モニタ導入設置(H20年度診療報酬改正に対応)。9/1よりフィルムレスへ移行。
・6/27・・・第1回YS活動報告会開催(3つのパイロットチームによる報告)。
・9/2・・・当院HPをインターネット上にアップ。URL:http://www.rokuwa.or.jp/
・10/1・・・4/1から休止中だった「六輪訪問看護ステーション」を廃止。
・10/9・・・保健所立入り検査。3件の指摘あり、11月末までに対応報告。
・10/10・・・「レセプト電算」の本格実施(提出資料を紙媒体から電子媒体に変更)。
・10/20~24、10/29~30・・・八開中及び平和中2年生の職場体験学習受入れ実施。
・10/中~・・・新入営繕担当等の働きによる院内外の環境美化促進。
・11/19・・・MEJによる当院レセプト点検結果報告 (その後フォローアップ推進中) 。
・11/28・・・第2回YS活動報告会開催(報告の手法を簡素化)。

当初立てた経営方針に照らして結果がどうであったかを反省すれば、次のように評価できるだろう。
(1)患者様本位の病院体制の確立:努力の跡は見られるが、未だ道半ばだ。患者様への接遇や言葉遣いなど、改善までには来年以降も努力が必要である。
(2)適正なケアミックス体制の構築:意識としては適正な方向に向いている。療養病棟は、いずれ医療療養に収斂せざるを得ないと思う。今からその方向での準備が必要だ。
(3)組織と役割分担の明確化:業務分掌規程等書類は整えた。作った仏に魂を入れるのは、病院スタッフの努力次第だ。
(4)健全経営の達成:健全経営を達成するために、手術や検査の件数増、診療行為が報酬にキチッと跳ね返るような正確な記録、ムダなコストの低減等、さらなる改善が求められる。
(5)目標達成のための制度の確立:各部署とも病院を良くするための「YS活動」に取組んで頂いている。忙しい中よく発表までこぎつけてくれたが、内容的にもう少しレベルアップが図れればと思う。来年に向け期待したい。表彰制度は、成果が上がった提案や部署に対して実施することで考えてゆきたい。

各医療現場では、毎日刻々と変動する患者様の動きやそれに対する対応に明け暮れ、上記のような形でこの1年を振り返る余裕もないという者も居るだろう。しかし、年の終りに当り、夫々の立場で1年を振り返るのは大切なことだ。反省があるからこそ次の年への躍進に繋がる。特に組織の長は、篤姫ほどではなくとも、「病院を良くするんだ」という強い意思と信念を持ってやってゆくことが求められる。

写真は上から、クリーン作戦で屋外の溝掃除をする看護師さんたち。導入した画像サーバシステムから映された画像。

2008年12月8日月曜日

サッキータイム~芸術フェス2008企画検討会2008ファイナル

12月6日

今年最後の芸フェス企画検討会(第13回)は、山田地区の方と合同でカフェやまだで開催。19名の関係者が集合。和気藹々の中、夫々に良かった点・反省すべき点を語ってもらった。
総体的には大成功であり、よくやったとの評価であった。良かった点の第1は、目的達成のために全員が一致協力できたし、企業や地区の方々が連携できたこと。夫々のイベントが楽しく企画されていて良かった。特に散策ルートをスタンプラリーをしながら回れたのが良かったとの評価だった。
反省点としては、イベントの内容説明が今一歩だったこと。例えばスタンプの押し方に対する説明が不十分だったことなど。又、準備作業などにおけるきめ細かなスタッフ配置計画書の不足ということが大きく叫ばれていた。造船の現場などでは、特に進水式などの大きなイベントではその船の担当技師が細かい配置計画や安全作業指示書などを作るが、ボランティアスタッフでやる芸フェスにおいては、そこまでやるのは中々厳しい面もある。
何れにしても、この芸フェスが玉野市におけるメジャーなイベントに育つ可能性をうかがわせるものになったのではないだろうか。来年以降も企画検討会が楽しみだし、山田の方たちとも連携を深めてゆくことが大切なこととと思う。
写真は、上から岡部広報部会長の纏めた動画に見入るメンバー。テーブル上にある松は、続木工業の社長・続木氏がアートに目覚めて鉄で作った作品である。2枚目は、検討会終了後に撮った記念写真。3枚目は、2次会の会場・スナック「ますみ」に集まった若手メンバー。

2008年12月2日火曜日

サッキータイム~宇野港に現れた物体

12月1日

佐藤、清水両美術家と、山田の鉄工所社長・続木氏との協働作品「マインドサッカー」が宇野港にお目見えした。フェスタ期間中は水守神社に展示されていたが、終った後、駅東創庫への徒歩進入口付近に設置された。
11月20日に写真なしで投稿した「果たして何が・・・」の正体だ。瀬戸内海の砂を吸い上げていたパイプを使った作品だ。巨大な微生物を髣髴とさせる出来だが、作家の心は「魂を吸い上げるもの」との意向のようである。
形をより鮮明にイメージできるよう、3方から撮った写真を掲載した。これを見た人、一体何を感じるだろうか?駅東創庫へ吸い込まれればありがたいかな!



2008年12月1日月曜日

サッキータイム~旧友会秋季懇談会

12月1日(月)

旧友会は、三井造船の管理職OBの会である。春と秋年に2回懇談会があり、三井造船の近況報告を聞き、工場見学の後、本クラブで会食懇親会というのがお定まりのコースだ。
今回は、34名の参加で会員の約4分の1だ。三井造船玉野事業所は、4年後までの受注残を抱え活況を極めているが、このところの不況風で新規受注はパッタリなくなったとのこと。今年春に策定された08中計のキャッチフレーズは、「成長と変革、そして未来へ」だとか。アメリカ・オバマ新大統領のキャッチを先取りしたようなものと感心した。
工場見学は、深井地区に新装オープンなった加工センターだった。鋼材処理能力8,000トン/月、隣接する深井住民を考慮して、凄い消音壁を作っていた。
懇親会は、終始和やかに夫々に歓談の輪が出来ていた。最後閉会の挨拶(私が幹事役なので、いつも閉会挨拶をしている)で、三井造船創業100周年(9年後)に向けた「三井造船記念館(仮称)」建設への協力を呼びかけたところ、多くの方の賛同が得られた。本事業が、芸術フェスタと協働の形が取れたらありがたいと思うし、是非その方向で進めたいと願っている。
写真は、上から特別会議室で挨拶をする屋敷取締役玉野事業所長と参加会員。加工センターの内部、本クラブで話に花を咲かせる会員(左から山内元艦船品質保証部長、北垣元取締役玉野事業所長、太田元特機設計部長、中村元艦船設計部長)

2008年11月30日日曜日

サッキータイム~挨拶回りと、その後に見たもの

11月29日

山田地区でお世話になった方々の所に、まちづくり講座の小野さん、芸フェス事務局の田中さん共々お礼の挨拶回りに行った。
そこで、芸フェス期間中作品作りに協力された続木さん、俄かにアートに目覚められ、鉄で作った松の盆栽を見せていただいた。見事な作品だ。立体芸術家の佐藤さんと一緒に、大きな魚(玉野市の市魚メバル)の鉄像を作って宇野港に展示したいというような新たな構想を話されていた。
帰りに駅東創庫と宇野港に寄った。水守神社で展示されていた佐藤、清水、続木のコラボ作品「マインドサッカー」が宇野港に展示されているという。真っ暗な中での写真で全体を見ることは出来ないが、この作品は、その不気味な姿が人目を引くことだろう。
又、駅東創庫前に新たに作られたフットサルコートがこの日オープンという看板があったので、これも記念にパチッ。

サッキータイム~散策ルート拠点の陶芸作品

11月22日~24日

芸術フェスタの3日間、たまの東街道では散策ルートの各拠点にスタンプを置いて、5箇所のスタンプを押すことにより、一つの作品が出来上がるようにした。
スタンプの作家は駅東創庫で陶芸作家として活躍中の村上望さん。村上さんには、スタンプだけでなく各拠点に東街道に因む建物や風物を陶芸作品に仕上げて展示してくれた。芸フェス終了後、カフェ山田に集めた各作品の出来の素晴らしさに思わずシャッターを押した。今日は、その作品群を全て公開する。お楽しみあれ!
来年以降もこの地で散策ルートのスタンプラリーイベントが行われると思うが、山田地区の方にはこれら作品を是非ご活用いただきたい。村上さん、山田地区に提供してあげてね。

サッキータイム~タマノクルーズ

11月24日(月)

待ちに待った宇野港から芸フェス開催中の山田港に向けてのクルーズだったが、あいにくの冷たい雨で楽しみも半減だった。
50名の申し込みだった参加者も、キャンセル15名、新規3名の38名。スタッフ5名、山陽放送のカメラマン1名、キャプテンを入れ総勢45名の乗船者は、海から観る玉野の景色を楽しんだが、残念ながら雨で鮮明には観ることが出来なかった。船内の案内は、観光ボランティアスタッフの大前さんにお願いした。
途中大藪港で下船し、みかん狩りと観音山からの瀬戸内眺望を楽しんだ。
山田港についてから、芸フェス開催中の旧味野専売支局山田出張所(現デイケアサロンしおさい)で沖縄料理の暖かい昼食を頂き、山田に新たに作った散策ルートを見学した。その後、山田に残る獅子舞演舞を見学。雨が降って出来ないかと心配していたが、昼食を取ったしおさいの広間で演舞、クルーズ参加者の感激は並大抵のものではなかった。その後、国内有数の製塩工場であるナイカイ塩業を見学。最新の製塩工程に子供たちも感心していた。
帰りの船は、時化た海の大波に大揺れだったが、ディズニーランドの遊具に乗った積りで波を楽しんでくださいと案内したこともあって、大笑いのうちに宇野港に着くことができた。下船後記念写真を撮影、風雨に心配されたタマノクルーズも、無事終了することが出来た。