2008年8月25日月曜日

狂言を山田でやる意義

8月23日(土)

この日、岡山で多賀谷氏に狂言を習い事務局としてその活動を広めておられる広坂氏にカフェ山田に来て頂き、山田で狂言をやる場合の進め方、なぜ狂言なのかという基本の議論を行った。
日本には、古い芸能演劇のスタイルとして、「能」があり「狂言」がある。歌舞伎や浄瑠璃などは、古典ではあるが比較的新しい演劇スタイルである。古い製塩の姿を演劇で表現するための手法として、何があるかを考えたとき、庶民に分かりやすく、楽しく見ることの出来る狂言が相応しいと考えた。費用的にも、能や歌舞伎に比べ何とかなるのではないかと思った。
今年は、塩に関する創作狂言をやるには時間が無いため、兎も角狂言の楽しさを山田の方々に味わって頂くこととした。そうは言いながら、実際に狂言をやって頂くとなると準備も大変なのだと思う。狂言という新しい体験を味わって、さらにその手法を使って、製塩作業を笑える演劇として創作することに大きな意義があるのだと思う。しかし、山田の方々が本気になるかどうかが、成功するかどうかの鍵であり、そこにこそ狂言を山田でやることの真の意義があるものと考える。
昼からは、午前中に出席できなかった山田地区の方々と、スイカを頬張りながら、フェスタのイベント実施要領について話し合った。


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