2010年11月19日金曜日

サッキータイム ~タマノクルーズ2010・アンケート結果~

11月7日(日)

11月7日(日)に実施した「タマノクルーズ2010」は、曇り空の中、41名の乗船客、5名のスタッフの46名を乗せ、予定どおり9時30分に県営宇野港第7桟橋を出港。観光ボランティアガイド・大前さんの軽快な案内で、第1寄港地の大藪港に向かった。
9時50分大藪港に着岸。急峻な観音山登山道を登ると、小高い頂上は児島霊場第七十一番札所の標石がある観音山だ。そこからみかん園までは直ぐ目の前。眺望を楽しむより、みかん園でのみかん狩りに興じるお客さん。甘さと酸っぱさの混じった美味しい大藪みかん。定刻に大藪港を出港した遊覧船「からこと丸」は、ゆったりと海から観るたまのを満喫。異常な位の大潮でいつもの岸壁では上陸できず、大型船用岸壁から上陸。12時に「しおさい」に着くと、味野専売支局迎賓館でお昼を頂く。カフェやまだでコーヒーを飲み、塩竈神社でお抹茶のサービスを受ける。その後、ナイカイ塩業の工場見学をして、山田港を出港。「今年はさらに東の鉾島まで足を伸ばしましょう。」と言うと乗船客は大拍手。瀬戸内の島々を案内しながら定刻どおり無事宇野港に帰港。全行程に満足された乗船客皆さんのスタッフへの労いの拍手は、このイベントを企画・運営した実行委の満足の瞬間でもあった。
お願いしたアンケートは、23枚が回収(回収率59%)された。アンケートの集計結果は、以下に示すとおり、全てにおいて満足されており、主催者として非常にうれしく感じた。

A.乗船客の住まい
全回答者の87%が「山田以外の玉野市民」で、次が岡山市民、山田・東児地区住民の順だった。今後、できるだけ市外の人へのPRを充実させる必要がある。

B.イベントを知った媒体
「人に聞いて」が約半数で、次に「広報たまの」,「チラシ」,「新聞記事」の順であった。「人に聞いて」つまりクチコミの重要性が最大でありきめ細かなPRが必要ではあるが、市の広報誌への掲載も今後とも必ず継続する必要がある。

C.良かったイベント
「みかん狩り」、「船内での案内」、「ナイカイ塩業工場見学」の3つに対して圧倒的な満足感を示され、続いて塩竃神社のお手前体験に約半数の方が満足と答えられた。「昼食」に対しては、約4分の1の方が満足と答えられたが、もう少し考えて欲しいとの声もあった。「味野専売支局迎賓館」、「カフェやまだ」については、大きな評価は頂いてないが、積極的なPRが少なかったからかもしれない。「アートスタンプラリー」、「わが町歴史探訪展」についても、より効果的な説明がないと良さを発見できないのではないかと考えられる。

D.クルーズ資料は役に立ったか
「大いに」が70%、「少し」が22%、計92%の方が観光と学びのために役に立ったとの評価だった。観光ボランティアスタッフの大前さんからも絶賛頂いた。

E.全体的な感じ
「大変満足した」が65%、「やや満足した」が30%、合計95%が「満足」され、今回のクルーズも大成功だったと言っていいのではないだろうか。

F.今後の希望
70%の方が「来年も希望する」との回答であり、玉野市の名物クルーズとして出来るだけ継続出来るようにしたい。

G.来年実施する場合の内容
4年連続で山田・東児方面への東海道が続いたせいか、コース見直しの希望が13名(57%)もあった。日比・渋川方面の西海道を観たいとの希望であろう。要検討事項である。時期的には、10月~11月と秋の行楽季節が選ばれていた。

H.乗船者の年齢、職業及び性別
年齢は、50歳台~70歳台で78%を占めていた。40歳台以下は17%で内20歳台以下は4%と、若い親子連れが非常に少なかった。学びと遊びをコンセプトにしたクルーズとして、もっと若い方たちにアピールできる方策なりイベントなりを検討する必要がある。職業は、主婦が圧倒的で、続いて会社員、無職の順であった。性別では70%が女性であった。

写真は上から、船尾でクルーズに興じる子供(実はサッキーの孫たち)、観音山から見るみかん園、山田港に上陸歩いて味野専売支局迎賓館に向かう乗船客、昼食後カフェ山田で寛ぐお客さん、ナイカイ塩業の工場見学、東街道でのイベントを終え宇野港への帰路に向かう。無事宇野港へ到着記念写真をパチッ!

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