2009年6月1日月曜日

サッキータイム ~鳴滝園~

6月1日(月)

玉野市宇野七丁目の名勝鳴滝に「鳴滝園」がある。自然の巨岩と滝を使った、県内でも類を見ないほど美しい庭園である。
かつて鳴滝園は、和風ステーキレストランとして有名で、三井造船の船主さんなどの接待に頻繁に使われ、凄く賑わっていた。かの竹久夢二も、ここに1泊して旅の疲れを癒したと言う。サッキー自身も入社して2,3年の若かりし20代の頃、仲間と共にここ鳴滝園で会食をした覚えがある。
今は訪れる人も少なく、レストランも閉鎖されて3年近くが経つとのこと。
鳴滝園の主人が陶枕を集めるのが趣味だったらしく、邸内に「中国陶枕収蔵館」があって、立派な陶の枕50個くらいが、ガラスケースに陳列されている。庭園などをもう少し手入れをして小奇麗にし、うまくPRすればきっと訪れる人も多くなると思う。
鳴滝園は、個人の所有する庭園ではあるが、玉野市の宝といって間違いない。
滝の上にかなり大きなため池(こちらは公共施設)があって、ダムで堰き止められているが、山火事対策や農業用水として使われるため、普段は余り水が流れていない。観光用として水量調節しながら水を流せば、適宜滝を眺めることができる。
できれば恒久的に少なくとも芸術フェスタの期間中だけでも、何とかここ鳴滝園の活用を考えたいものである。
6月28日(日)の第3回宇野・築港まちづくり講座でのフィールドワーク候補地となっており、この日清水&佐藤両氏と共に、下見に行ったのである。管理人のおばさんも気さくな方で、色々便宜を図ってくれそうだ。ありがたいことである。

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