2008年1月26日土曜日

玉野とんぼ玉クラブ

1/26(土)

岡山県玉野市築港にある「アート工房るんるん島」は、とんぼ玉の体験が出来る所として、県内はもとより最近では、四国高松辺りでも知る人ぞ知るガラスアートのメッカとなっている。
4年前、「玉野みなと芸術フェスタ2004」の開催に当たって、体験アートを進めたく倉敷芸術科学大学の磯谷先生に教えてもらい、手軽に出来るガラス工芸「トンボ玉体験」を行うこととした。芸術フェスタ実行委員会の主要団体であるNPO法人スマイルネット玉情協では、高価な投資で折角作ったこの施設と場所をどう生かすかについて議論百出。その結果、2005年4月から「玉野とんぼ玉クラブ」を作って、とんぼ玉の体験教室を行うこととなった。10人程度の少人数から始めたクラブだったが、今では40人を超すクラブ員が活動するガラスアートの一大拠点となっている。
芸術フェスタ2006「おみやげアート展」では、玉野市の市魚「メバル」をモチーフにした「メバルストラップ」を出品した。これが今では玉野のお土産として定着してきている。昨年からは、観光協会の依頼を受けて、安産祈願に霊験あらたかと言われている支綱(三井造船の進水式で支え綱として使われる)に、とんぼ玉で作った「かめ」を付けたお守りを収めている。これが又人気の商品になっていると言う。
とんぼ玉教室は、土&日の午後と、月&水の午前に開業している。店番はクラブのメンバーが交代で、ボランティアで行っている。今日は、久し振りにその当番に当たった。いつもは数人の体験者が来るが、今日は僅か一人だけの体験だった。でも今日は、福山からお二人の見学者があり、賑やかにとんぼ玉談義をされて行かれ、楽しい当番だった。
その後、一橋大学でまちおこし活動の支援をしている、ちち☆ばすのメンバー(学生)二人と玉野市職員二人、それにとんぼ玉クラブの広報委員長/岡部氏が訪れ、2月のちち☆ばすイベントについて相談されて行かれた。玉野が東京の若者からも脚光を浴びつつあることを感じた一日だった。

写真は、(上)とんぼ玉のプロを目指しておられる西尾氏と福山から来られた渡辺氏、(中)西尾氏制作のとんぼ玉(白地に青の点打ちで綺麗な花柄模様を作られている)、(下)ちち☆ばすのメンバー(学生)二人(両端)と市の職員(中)

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