2010年1月14日木曜日

サッキータイム ~宇野築港100年記念講演~

1月14日(木)

中国地方整備局主催の記念講演が開かれた。講演者は、白石康次郎氏と北川フラム氏の二人だ。
今年7月から直島を中心に瀬戸内国際芸術祭があり、その総合ディレクターをされる北川フラム氏が講演するというので、聴きに行った。結論から言うと、二人の話はとても楽しかったし、これからの活動にとてもためになった。

白石康次郎氏(海洋冒険家・42歳)「人生で大切なことは海の上で学んだ」
非常に爽やかな方で、話も面白い。話された中のキーワードのみ記す。
・努力と忍耐の後に楽しみが来る。
・ヨットから落ちたら死しかない。厳しい訓練はありがたい。
・情熱があれば、叶えられる。
・自然をあるがままに受け入れる。
・輸入物資の99.8%は船で運ばれる。
・港は大事であり、日本の生命線である。
・港の訪問者にはWELLCOMEの姿勢で。


北川フラム氏(アートディレクター・63歳)「瀬戸内国際芸術祭と宇野港」
2000年にスタートした越後妻有アートトリエンナーレの総合ディレクターをされ、世界的な評価を得ておられる。凄い実績から来る話に圧倒された。これもキーワードのみ。
・人と人をつなぐ思い
・地域再発見が意味を持つ。
・越後妻有プロジェクトが世界のモデルになりつつある。
・棚田が今尚大切にされる歴史:450年前一向一揆で追われた人たちの最後の砦
・場の発見とコミュニケーション:アート展示を許可するまでの経過
・空き家を生かす
・時間の形象化:廃校の活用
・海の大切さ、海の復権
・アート・民俗・生活・交流・世界の叡智、若者や子ども、縁
・島の年寄りが元気に
・大切なのは終わった後
・世界から50万人は来る。

0 件のコメント: