2010年7月14日水曜日

サッキータイム ~玉野みなと芸術フェスタ2010基本計画(その2)~

7月14日(水) 

各イベントの企画概要(案)

(1) 宇野・築港地区

a. 「宇野・築港まちづくり講座」の継続
 「宇野・築港まちづくり講座」は、宇野・築港地区における歴史、文化、自然、産業、交通、飲食等について志を同じくする仲間と地域住民とが触れ合いながら学び、地域の特性や文化遺産及び産業資源を生かした、魅力あるまちづくりと新たな観光づくりに資することを目的として、昨年5月に活動を開始した。
今年は、直島アート観光客との接点を重要視するために、下記運営方針で活動することとする。
 ① フィールドワークやワークショップを活発に行ない、自ら行動する講座を主体とすること。
 ② 「まちづくりアートマップ」を制作し、直島アート観光客などとのコミュニケーションツールとして活用できるようにすること。

b. まちなかアート展「Interspace Plan」の開催
 今年は、宇野・築港地区に新たな価値を与え、視線を集中させる展開を行う。そのために、長期的なアート作品の設置を試みることとする。大きな単一の作品ではなく、人の心に響く作品やオブジェを活きた店舗やフェリーターミナルの一角、建物の軒先などに設置する。
 観て楽しく人を導くような作品を、宇野駅~宇野港~商店街等へのルート及び店舗に展示し、観光客や地域住民とのコミュニケーションを図る交流の場(Interspace)を創り上げてゆく。Interspaceでは、展示された場所や店舗空間において、作家又は作品と鑑賞者との間に相互のコミュニケーションが生まれる。作家と鑑賞者とが、Interspaceにおいて心と心を通わせる空間を作り出す。そのような空間を今年から数年かけて、この地域に創り出したいと考えている。
そういったことから、このまちなかアート展のテーマ名を「Interspace Plan」とする。
 まちなかアート展「Interspace Plan」を開催することにより、以下のようなことが期待できると考える。
 ① 店舗への展示であれば、遠慮することなく入って鑑賞が可能であり、店も来客が増えてお互いにメリットが生まれる。
 ② フェリーターミナルの一角や店舗の軒先などであれば、いつでも誰でも鑑賞可能であり、外部からの人の誘致が容易となる。又、作品の追加が容易で地域の反応や要望を追加できる。
 ③ 作品を意図する方向に展示可能であり、展示の流れに沿って行けば、コミュニケーションの場・交流の場としてのInterspaceに誘導できる。
 今年、アートの島・直島とその周辺の島々で開催される「瀬戸内国際芸術祭」に、僅か3ヶ月で数十万のアートファンが世界各地から訪れることが予想されている。正にインターナショナルなアートイベントだ。通過点の宇野港においても、これらの人々と接点を持つ場を作れればと思う。アートの島を訪れる諸外国の人々と心を通わせる場として、芸術フェスタ2010から始める「Interspace Plan」は、今後数年間継続実施することで計画したいと考えている。
 今年のInterspace Planには、清水直人氏の作品「BIRD→LIFE」を築港商店街や宇野港周辺に展示する。パブリックアートを鑑賞しながら、交流空間を楽しんでいただきたいと思う。

c. 「しあわせを招く旗」プロジェクトの開催
 1m×1mの正方形の布(旗の素材)を使用し、70㎡(7m×10m)の旗を参加者と作家とのコラボレーションによって完成させる。今回のプロジェクトは、参加者個々の作品制作を行うというものではなく、イラストレーター/アオイアツシの作品を参加者全員で制作するものとなっている。
 旗のサイズ70㎡には、今年市制70年を迎えた玉野市の将来の幸せと発展を祝う意味も込めている。アオイアツシの作品には、玉野に多くの人が集まり、それらの人と人とのつながりが生まれることを願ったものとなっている。作品のモチーフは、しあわせを招くものであるが、当日(10/9)までヒミツとする。
 アオイアツシの作品を描いた旗を、応募された市民の方々と一体となって作りあげる。出来上がった旗は、10/17までの約1週間、バウハウスの天井に掲揚される。
 応募は、玉野市民であればどなたでも出来ることとするが、70名限定としている。
 市制70周年を迎え、玉野の子どもたちを中心として多くの人との繋がりによって作品が完成する様は、未来の玉野に向けて大変有意義なプロジェクトになると思う。
イラストは、募集案内チラシ

d. マーシャルアーツダンス・パフォーマンスの開催
 エンターテインメントの本場NYで生まれた究極のマーシャルアーツダンス・パフォーマー“Spinnin Ronin Japan”による岡山初の公演である。Spinnin Roninは、2002年にアメリカNYで旗揚げし、今年7月東京でSpinnin Ronin Japanを立ち上げ、その第一回公演を両国シアターカイで行った。
 彼らは、常に現代社会に起こっている問題点にメスを入れ、エッジの効いたストーリーを展開している。又、中華武術やブラジルの格闘技カポエイラなどで魅せる身体表現は観客を圧倒する。
 今回の芸術フェスタ2010では、彼らのコンテンポラリーダンスパフォーマンスの玉野公演を企画した。鋭い動きのある現代アートを、玉野の皆様にも是非堪能していただきたいと願っている。

e. 「UNO Port Art Films」への共催
 ニューヨークで活動を続けている、玉野市出身の映画監督/上杉幸三マックス氏とそのパートナー/タハラレイコ氏は、彼らの作品及び古今東西の芸術映画を宇野港の宇高連絡船発着場跡地などを活用した映画シリーズ「UNO Port Art Films(宇野港芸術映画座上映シリーズ)」を計画している。
 芸術フェスタ2010では、彼らの企画する活動をサポートする形で上映シリーズに参画、彼らの目的及び目標の実現に共催者としてバックアップする。
UNO Port Art Filmsの公式サイトは下記URL参照
http://unoportartfilms.org/
写真は、彼らのドキュメンタリー作品「円明院-ある95歳の女僧によれば」の主人公・小川貞純である。

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