2010年7月24日土曜日

サッキータイム ~「アート部会」臨時会議~

7月23日(金)

4月16日にキックオフしたアート部会が毎月1回の会合を経て、この日第5回目の会合となる臨時部会を開催することとした。
上杉幸三マックス氏が主催する"UNO Port Art Films"に部会全体でヘルプできないかというお願いの会合だった。
彼は,今年3月頃から準備を始めていたが、活動資金を集めるのに相当に苦労したようである。しかし、彼の頑張りは並大抵のものではなく,僅か半年でよくぞここまで漕ぎ着けたものと感心する。だから、我々にできることだけは,何とか助けてあげたい。
直島を訪れる外国人にも鑑賞してもらえるよう、日本語と英語のバイリンガル映画になっている。翻訳するだけでも大変な作業である。奥さんのタハラさんは勿論、12歳になる娘・モエさんも翻訳の作業に関わっているという。

ここで、この映画上映シリーズに掛ける彼らの意図を、そのWEB上から一部紹介する。(詳しくは、彼らのHPを参照願いたい。)
http://unoportartfilms.org/

以下WEBからの引用

メインテーマは“Life, Art, Film”

現時点でのサブテーマは以下の通り。予算の都合で今年はその何分の一しかできないかも知れないが徐々に規模を拡げながら、玉野/宇野に住む人々と、そこにやって来る人々と一緒に育てていける、末永く続くイベントとしたいと思っています。

<瀬戸内エイガ!>
瀬戸内ならではの自然と生き方を映し出した今昔の作品を紹介。岡山映画祭/映像祭、さぬき映画祭の協力を得ながら、現在の瀬戸内の暮らしと密接に関わるテーマ(町の変遷、仏教観など)を取り上げた作品を紹介。
上映候補作品:今村昌平『カンゾー先生』(撮影:岡山県牛窓市)、青原さとし『土徳』(広島県広島市)、本田孝義『ニュータウン物語』(岡山県赤磐市)、上杉/タハラ『円明院』(撮影:岡山県玉野市)、中村智道『ぼくのまち』(岡山県赤磐市)他。

これらの他にも、NYの若い人たちの作品、今村監督の「黒い雨」など,興味深い作品が並んでいる。

新たなアートのまちとして玉野市を再構築してゆくための活動をしようとしている「アート部会」が、初めて汗を流す仕事として、この映画上映シリーズを選んだのは決して偶然ではないのかもしれない。このシリーズが将来脚光を浴び、玉野市での一大イベントに大化けしないと誰も断言できない。
たとえ、そうならなくとも、ともかく何かを始めるという気でやってみよう。芸術フェスタの共催事業としても、成功を収めていただきたいと切に願う。

今回のヘルプでは,会場設営の準備作業だ。作業日時は、7月29日(木)17:30、集合場所は、宇高連絡船発着場跡地つまり駅東創庫の前にあるフットサルコートの南側一帯である。このBLOGを見た方で、応援できる人は是非ご協力をお願いします。
宇野港で初めて開催される「宇野港芸術映画座上映シリーズ」が何とか成功裏に終われるよう願ってやまない。

写真は、上から臨時アート部会の様子。
8/2~8にかけて行われる映画シリーズのプログラム。
映画「円明院」の主役・おじゅっさんの貞純尼。そして、映画「黒い雨」の一場面。




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