2009年2月23日月曜日

サッキータイム ~自主防災出前講座~

2月22日(日)

玉野市御崎シーサイド自治会自主防災会では、毎年この時期自主防災訓練又は出前講座を行い、住民の防災意識を高めている。今年は、昨年に続いて「いざと言うとき役立つ応急手当講習会」を実施した。講師は、玉野消防本部和田出張所の職員の方々だ。
倒れた人の意識を確認し、心肺機能を蘇生するために心臓マッサージを続けることが重要とのことだった。最近、AEDと言う器械の名前を良く聞くが、これはマッサージをした後、電気ショックを与えて心臓を止めるための器械らしい。一旦止めてから蘇生するかどうかを確認、再度マッサージを続けることになるとのこと。約50人ほどの会員は、真剣にマッサージの訓練に励んでいた。しかし、実際の場面でうまく行くかどうか、繰り返し訓練しておくことが大事である。
14年前の阪神淡路大震災で助かった人の67%は家族から、31%は隣近所の人から助けられたとのこと。公的機関から助けられた人は僅か2%だったとか。いかに家族やご近所の助けが大事であるかが分かると言うもの。日頃から近隣の方や家族と仲良くしておくことは、災害時の命の保証にとって極めて重要なことである。

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